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お仏壇と神棚

回答数回答 2
有り難し有り難し 37

浄土真宗です。
引っ越しにより、神棚とお仏壇を並列に配置しても良いのか調べていましたら、浄土真宗の場合、神棚は不要との記事を見つけました。
現在は向き合わないようにして、ひと部屋に配置しています。
引っ越し先では、これを機にお仏壇のみにした方が良いのでしょうか?
それとも悪い訳ではなく、配置の仕方なのでしょうか?
アドバイスよろしくお願い申し上げます。
お祀りするが適当でしたでしょうか…


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

念仏者は無碍の一道を歩むので…

浄土真宗側の”理屈”から言えば、たしかに神棚は必要ありません。

しかしながら、神棚と仏壇を一緒にすると(バチが当たるから等の理由で)よくないのでやらない…というのであれば、結局はいわゆる”浄土真宗の理屈”から外れます。

”引っ越し先では、これを機にお仏壇のみにした方が”
そうすれば、真宗の坊さんは喜ぶかもしれませんが、たぶんあなたにとっては今までと大した違いはないでしょう。

【吉凶禍福】にとらわれている、つまり「鬼は外!! 福は内!!」という考え方があなたの心にこびり着いているうちは、神棚をどのように扱おうとも今までと同じことだと思います。

あなたの中で「福は内、鬼も内」と肚が決まったら、神棚が要らなくなるかもしれません。ちなみに、お守りや御札、おみくじ、占い等々も必要なくなってくると思いますし、良時吉日や方角にこだわることもなくなるでしょう。お念仏の利益であなたも無碍の一道を歩みはじめることができたとしたなら…つまり「雨ニモマケズ風ニモマケズ」のような生き様を得た日にゃあ、悪魔や外道の誘惑や嫌がらせのみならず、神様のご贔屓にさえにも『No,Thanks.』といえるようになるでしょう。

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拠り所をどこにおくか

浄土真宗のいわゆる神祇不拝についてはこちらの過去質問で浦上師がお答えになっている通り、「否定せず、頼りとせず」といったところです。

問い「神祇不拝とは」
https://hasunoha.jp/questions/37

ですから神棚があることを禁止するものではありませんし、ましてや神棚があることが障りとなるということではありません。

あくまでも阿弥陀仏一仏を拠り所とする真宗門徒においては神様(神棚)は不要ということです。拠り所としませんのでね。
もちろん信仰としてはそうなのであって、習俗としてお祭りを楽しんだりすることをとめるものではありません。

神棚について思う所を述べさせていただくならば、やはり神道においては死は穢れでありますから、人が亡くなると49日までは葬儀屋さんによって神棚が白い布で覆われます(地域差があるかもしれませんが)。
その時、私は、「ああ神様は私の死までは見守ってくださらないのだなあ」と寂しく思います。
生まれてから死ぬまで(生まれる前も死んだ後も)ずっと私を離れず、嫌わず、見捨てずいてくださる阿弥陀様がありがたく、私にとっては神様は不要であります。

そしてそれは「私にとって」であり、他の人に強要するものではありません。どこまでもあなたの拠り所はどこにあるのか、という問題だと思います。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

吉武文法さま 転落院さま

ご回答頂きまして有難うございます。
勘違いして行なっていること、誤って解釈していること、
本当に判らないことが多いですね・・・
早速、家の者にも話し、検討してみます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ