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出家を考えております

回答数回答 2
有り難し有り難し 10

先日まで、この世は地獄のようだと感じておりました。

しかし、最近お寺に行ったところ、縁あって、仏教の雑誌を
貸していただき、その中で天台宗の記事がありました。
その記事には、忘己利他について記載され、
また、自分の顔は他人のためにあると書かれておりました。

この言葉に強く感銘を受け、これまで地獄と感じていた理由が、
自分のためだけに生きていたからと気づきました。
何かを求め続け、満たされず常に飢えて不満を感じた生活でした。

それが、他人のために行動することを意識すると、
満たされず地獄に感じていた世界が変わってみえ、
私自身非常に救われました。

しかしながら、今の社会では、自分の利益を最大化することが
肯定され、また社会で生きる上では、必要な事だと思います。

しかし、利益追求が本当に自分の幸せになるのか、疑問を感じ
周囲の人のために、仏道へ進むことこそが、自分にとっても
幸せにつながるのではないかと考えております。

そこで、社会の中で様々なことに折り合いをつけながら
生きていくか、出家して生涯を懸けて、人のために仏道を進むのか
迷っております。

そこで、この迷いについて、ご助言をいただればと存じます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
あなたはご縁あってご仏縁を頂いたのかと思います。それもあなたの人生に与えられためぐり合わせでしょうね。
あわてることはありませんので、これから様々な仏様のみ教えに接してみて、あなたが受け入れられると思う教えをゆっくりと学んでいかれたら良いかと思います。
仏様のみ教えは深淵です。
その中で世の中を生きていきながら在家で修養なさっても良いかと思いますし、素晴らしい師僧との出会いに恵まれたならば出家なさる道もあるかと思います。
ですからいろいろな教えやいろいろなお寺さんやお坊さんにめぐり合い、その中でご自身でご判断なさってくださいね。

あなたを心より応援しておりますね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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迷いではないと思います

なぜなら、「社会の中で生きていくこと。生涯を懸けて人のために仏道を進むこと」。この2つを両立させ、己れを忘れ、他者のため世界のために祈り、また生きることが可能だからです。 またこれは余談ですが、”利他こそ幸福をもたらす”というテーマで書いた拙著があります。図書館にでもあれば、ご参考までに。 http://www.hozokanshop.com/?isbn=978-4-8318-6424-6
(ご縁があれば、私どもが運営している道場にどうぞ)

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有り難し
おきもち

遠藤喨及
僕はウイキペディアでは以下のように紹介されています。 「日本、アメリカ、...
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質問者からのお礼

いつか仏縁により、我執から抜け出し、世の中の人のために生きていける機会がくると信じ、
さらに見聞を広めていこうと思います。ご回答ありがとうございました。

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