家族の死について。
回答 3
有り難し 5923歳の男性です。
最近は、家族が死んで葬式をやる事を想像すると別れるのがとても辛くなります。
私は家族に長生きして欲しい、死なないで欲しいという気持ちが強いです。
私は感受性が人一倍強く、お葬式をやる気力がなくなり苦しみ辛くなります。
その辛い苦しい気持ちを抑えようと頑張るつもりが出来ないのです。
家族が死ぬって事を自分が分かってて生きているのに苦しみます。
どうやって生きて良いのかが分かりません、教えてください。
過去に悪い事をした事はすべて閻魔大王様の前で懺悔しました。過去の反省を生かして善行と徳を積む努力をしております。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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まずは自分が健康で長生きすることが家族への本当の思い
レオン・マッキーさん、こんにちは。
家族が死ぬかも知れないと悩み、家族には長生きして欲しいと思うのですね。
家族思いの心は素晴らしいことです。でも、人は早かれ遅かれいつか亡くなるのです。それを悩んでも仕方ありません。もし、そうであれば、家族もあなたに長生きしてもらいたいと思っているはずです。無駄な悩みは心を弱らせ、人の寿命を縮めます。本当に家族に長生きしてもらいたいと思うなら、まずは自分が元気になることです。そして自分が生き方を充実し、家族を更に元気にさせることです。もっと良いことはあなたが仏教の信仰をして、仏さまの教えを学び、仏さまの教えで自分が元気に幸せになったという結果を家族に見せて、家族に仏教の有難さを伝えることです。家族がそのことで幸せになれば、寿命は延びることでしょう。
まずは、自分の生きる力を作ることが、それが仏教の教えです。そしてあなたが家族を長生きしてもらうための方法です。
悩みを悩んではいけません。悩みを悩むと更に悩んで心が鬱になります。悩みが出てきたら、お念仏を一所懸命唱えて考えないようにしてください。あるいは運動や趣味でもいいです。心は自分の意思に関係なく余計に動きます。その心をリセットする技術を身につけることが大切なのです。
がんばって！応援しています。合掌
仏さまにお任せする
分かります。
私にも両親がおりますが、その時どうなるのだろうと、極楽浄土の世界を説いているはずの僧侶なのに感じます。
また、葬儀にも携わる身ですので。
遺族の想いを受け、様々な感情が起こります。
この世の中は、自分の思い通りには、動いてくれません。
自分や、周囲の大切な人の長寿を願っても、それは叶いません。
誰にでも分かることです。
でも、普段から意識していません。
なので、そうなった時、またそれを考えた時、狼狽し苦悩するのでしょう。
人間は必ず死にます。
当たり前の話です。
ならばもう、そうなった時は、愛する人を仏にお預けしようと、今から心に刻んでおくのです。
いつか来るその時。
取り乱すかもしれない。
現実から目を背けるかもしれない。
哀れな男を演じるかもしれない。
しかし、自分がどうなってもがいていようと、愛する人は、仏に導かれ幸せであるのです。
仏の国は苦しみのない世界。争いのない世界。
ですので、この世にいるより幸せといえます。
また、もう死にません。
どうやって生きるか？
それはあなたの心の中にあるでしょう？
大切なご家族に感謝の気持ちで接することです。
今ある幸せをかみしめて。
また、死は決して不幸でもない、と心に決めて。
拝読させて頂きました。
あなたがおっしゃることよくわかります。死は恐ろしく感じますよね。
私も幼い頃若い頃そのことでひどく悩みましたそして精神の病になりました。なかなか乗り越えるのには時間がかかりましたね。
ですから誰しもがそのようにお悩みになります。
そのような中で生きながら少しずつ少しずつ死を見つめていくのです。あせらずに怖いなら逃げてもいいんです。考えたくない時には考えなくてもいいんです。
生きていく中で自分なりに考えたりいろんな方々のお考えを聴いたり、人々の生きる姿をまざまざと見たりしながら答えを探してみて下さいね。
私も今でも探しています。
私は七年前に父を見送りました。そして今年の春母を見送りました。そして少しずつ答えが見えてきました。
いつ如何なる時も全てのものを仏様が正しくお導きなさってくださいますからね。
どうぞ恐れずに怖がらずにおおらかにお考えなさってくださいね。
あなたがその生の中でお健やかに生きながら答えを見つけていかれます様心から仏様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
素晴らしい回答をありがとうございます。
まずは、自分が１日１日一生懸命生きていく事にします。実は仏教のお釈迦様の教えを勉強しているんですが、まだまだ勉強が足りないので頑張ります。
良い教えをありがとう、お幸せに(合掌)
