息子を亡くしました
第一子となる息子を妊娠7ヶ月で出産し亡くしました。
息子は病気でした。手術はできない事や自発呼吸ができない事など色々な話をされました。
息子は数時間の命でした。
今になりあの時の選択は間違いだったのではないかとか、もっと息子にしてあげれる事があったのではないかと悔やんでいます。
主人や両親が寄り添ってくれ、ご飯を食べ眠り笑える生活ができます。
ですが、息子を思うと苦しく未来が見えません。
死んでしまいたい、死んだら息子に会えるのでは?と考えますが自殺すれば息子に会えないと思う考えもあります。
息子が亡くなったから自殺したなんて言われたくもありません。
人生を全うし息子に笑顔で会いたいと思うのに苦しいです。
私が母親じゃなければ息子は元気に生まれていたかもしれません。
もう一度息子を抱きしめたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからも息子さんと共に
拝読させて頂きました。
息子さんがお亡くなりになりあなたは大変心をいためておられること読ませて頂きました。
あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
そして息子さんが必ず仏様に導かれて心穏やかに仏様の元に生まれます様にと真心込めてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
仏様は必ず息子さんを正しくお導きなさって下さいます。そして息子さんは仏様の元で心からやすらかに穏やかになられて患いなく円満にご成仏なさいます。
あなたと息子さんのご縁はこれからもずっと続いて参ります。
いつ如何なる時も息子さんはあなたや皆さんを片時も忘れることなくお見守り続けて下さいます。
あなたも悲しみが沸き起こってきたらどうか息子さんに手を合わせてあなたの思いを息子さんに素直にお伝えなさってくださいね。息子さんはあなたの思い全てを必ず受け入れて下さいます。
あなたと息子さんはこれからも共に生きるのですからね。どうか辛いときさびしい時も息子さんに語り掛けてくださいね。いつでもあなたの思いに耳を傾けて寄り添って下さいます。
いつの日にかあなたがその生を全うなさる時が参ります。その時にもどうか私をお導きなさってくださいと仏様に真心込めてお願いなさってお念仏おとなえなさって下さいね。
仏様は必ずあなたを救い導いて下さいます。そして必ず息子さんの処にお導きなさって下さいますからね。あなたと息子さんは永遠につながっているのです。
それまでどうかいつも守っていてねと息子さんにお願いなさって下さいね。
あなたの思いを息子さんはいつも受け取って下さいます。
あなたが息子さんに守られながらこれから皆さんと共に仲良く幸せに生き抜いていかれます様心からお祈りさせて頂きます。
願い
息子さんのご命終に謹んで哀悼の意を表します。
南無阿弥陀仏
まこ様、そしてご家族の悲しみをお察しするには余りあり、なんとお声がけしてよいかもわからず力不足の回答となることを申し訳なく思います。
私が思いますのは、息子様はたとえ数時間の命であろうとも、懸命に生きようとなされたのだなあということです。命には生きようとする願いがあります。
そしてまこ様にも息子さんに生きて欲しいという願いがあったことでしょう。
自分の願いというものは、弱く儚くもろいものであり、そして願いがあろうとも中々それを達成すること、継続することは難しいものです。
しかし、願われる方にとってはこれほど心強く、温かく、力が湧き出るものは他にありません。
息子様はまこ様に、ご家族に願われてその命を全うしていかれました。
今、まこ様は息子様にどう願われているでしょうか。どのような願いをかけられているでしょうか。
息子様がまこ様を責めることなどないでしょう。むしろ自分で自分を責めてしまうまこ様を包み込むもっと大きくてあたたかな願いがあることでしょう。
私たちのいのちというものは短いものも長いものも激しいものも穏やかなものも、どんな水も川となりやがて海に至り一味となるように、同じく一つ処に還るのでしょう。
どうか今、息子さんの願いに抱きしめられて、まこ様の命を全うしてください。そしてその命の中で、息子さんへのご自身の願いを抱きしめてあげてください。
質問者からのお礼
吉武文法様
ご多忙の中温かいお言葉誠にありがとうございました。
涙が溢れ最後まで読むのに時間がかかりました。それほど吉武文法様のお言葉が胸にしみました。
息子の願いに抱きしめられ、私の願いで息子を抱きしめてあげたいと思います。
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご多忙の中温かいお言葉誠にありがとうございました。
救われるお言葉に溢れていて涙が止まりませんでした。
『そして必ず息子さんの処にお導きなさって下さいますからね。』
このお言葉が特に胸に刺さりました。死を迎えたその先に無しかないのであれば、私は今すぐにでも死んでしまいたいと思っていました。
息子に会える道があるのであれば、それだけで救われます。
そして、息子と繋がっていることを忘れずに生きていきたいと思います。