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他人を赦せるようになりたい

自分に甘く、他人に厳しい性格で苦しんでいます。

昔から「他人のミスを赦す」ということが苦手で、たとえば街中に出かけると、「これだけ混んでるならみんな右側を通ればいいのに、なぜみんなでたらめに歩くのだろう」、車を運転すれば「なぜこんなに無茶な割り込みをしてくるのだろう」と、些細なことでいらいらしてしまいます。

外に出かけるといらいらするので、家で過ごすことが多くなり、ますます他人との接点が少なくなっていきます。
(仕事は定職について一応きちんと働いています)

他人を赦せるようになれれば、自分が楽になれるとおもうのですが、その赦し方がわかりません。

「相手の立場になって考える」というのも、結局、自分の価値観を相手に押し付けてしまうだけで、本当に「相手の立場になって考える」ということがなんなのか、いまだにわかりません。

どうすれば相手の立場で考え、相手を赦せるようになるでしょうか?

他人・友人関係
有り難し 39
回答 2

質問投稿日: 2016年1月12日 14:41

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

願誉浄史

無意味に急ぐのは怠け。頭が良い人は怒らない。

他人を赦せないエピソードを拝見したところ、いずれも、自分の行動や仕事を邪魔された(自分のやりたいことに遅れを生じさせられた)場面に見えます。
まず、何をそんなに急でいたのでしょう?本当に急ぐ必要がある場面なのでしょうか?
「早くすませたい」「さっさと終わらせたい」「試行錯誤して考えるのは面倒、シンプルにしてほしい」という考えがあるのかも。
つまり、怠けの煩悩(集中力を使いたくない)があるのです。
他人が何か失敗しても、絶体絶命になる場面は少ないです。ちょっと集中力を使って工夫したり回り道を考えたら、たいした障害にはならない失敗が大半でしょう。
「なんで失敗するんだ!」ではなく、「オッケー、ここで失敗したらこの作戦でいけばいいさ」と、スマートに対処できたらカッコイイでしょう。
みもふたもない言い方をすると、頭が良い人は怒る必要がない、頭が悪いと怒るのです。
もちろん、私も頭が悪いから怒ります。
頭を良くするには、集中力を出して(怠けと戦って)冷静に次の作戦を考えなければなりません。

自分も怒るから頭が良くないが、他人も頭が良くないから失敗するわけで、「おたがいさま」ですね。
仏様は怒らないのです。智慧(ちえ)がすごいから。お釈迦様は殺人鬼でも憎まず弟子にしました。

2年7ヶ月前
回答僧

円通寺

邦元

考え方ではなく、相手をそのままに見ること

自分の価値判断、思い込みの上で人を見るのではなく、そうしたものをすべて取っ払った状態で相手を見ていたら、たいていのことは赦すことができます。
自分(自我)を手放し、相手を見るのです。考え以前で相手を見るのです。
そうしたことを仏教では教えます。

2年7ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

願誉浄史 和尚

ありがとうございます。

>怠けの煩悩(集中力を使いたくない)
これはあると思います。

怒ることで何か自分自身が得をするのか?
むしろ怒っているぶんだけ、自分が損をするのではないか?

そうやって気持ちを整理しようとしたこともありますが、損得勘定ではなく、
問答無用に「腹が立つ、赦せない」ので苦しんでいます。。。

邦元 和尚

ありがとうございます。

>自分(自我)を手放し、相手を見るのです

この教えは非常に興味があります。
もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか?
もしくは自身で学ぶためのキーワードだけでも教えていただければ幸いです。

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