親や自分が死ぬのを考えるのが怖くて辛いです
最近一人暮らしを始めました。
もともと体が弱いのと色々と考えてしまう性格のせいで、一人暮らしで自分の身に何かあった時に助けてくれる人がいない、その状況にただならぬ恐怖を感じてしまいます。
また、それよりも怖いのが身内の死です。
小学生の頃から身内が死んだときのことを考えると恐怖で涙が止まらなくなり、親の元へ駆け込んで落ち着かせてもらうということを度々してました。
今、親元を離れている状況で、ふと、今身内が危険な目に遭っていたら………と考えてしまうとどんどん悪い方向にしか考えられなくなり、ひどい時だとパニックを起こしてしまいます。
考えなければいい、という話ではありますが、体調を崩しているとき、気持ちがナイーブになっているとき、何か近場で事件が起きてしまった時など、スイッチが入ってしまうと考えるのが止まらなくなってしまいます。
今の精神状態だと、私は、親が亡くなったら確実に後を追ってしまうでしょう。
こんなことを考えてしまう私の心は弱いのでしょうか?
何か割り切って心を落ち着かせる方法などありませんでしょうか?
乱文での質問大変申し訳ありませんが、ご教授いただけたらと思います。
何卒、よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大丈夫ですよ
拝読させて頂きました。あなたのお気持ちよくわかります。親しい方々が亡くなることを思うと夜も眠れないほどに不安になってしまうでしょうね。
私も以前そのように思うことがたびたびありました。そして引きこもってしまったことがあります。
あなたがそう思うのも当然のことだと思います。
私がその感覚から解放されたのは正直いつの間にかです。それまで精神的にもかなり追い込まれて病いをわずらいました。
ただ言えることは当たり前ですが私の大切な方々も私自身もいずれ必ず死ぬということです。そして死が決して終わりではないこと、永遠の別れではないことです。
私達の肉体には限界がありますし、生態系の中にあるわけですからまた別のものに変わっていってしまいます。そして心つまり魂は永遠に続くのです。肉体が滅んだとしてもその魂はいつも様々なものにつながっているのです。
先日私の母が亡くなりました。亡くなりゆく時にはおじいさんとおばあさんやお父さんお母さんや夫、そして仏様が母を迎えにきてくれていました。母は目を開けて皆を声に出して呼んでいました。周りにいる私達には見えませんでしたが迎えてくれていました。そして穏やかに亡くなっていきました。その顔は一切の苦しみから解放されて本当に穏やかな美しい顔でした。
確かに死は怖くて不安なものかもしれませんけれども決してそれだけではありません。その先の世界がありあまたのご縁とつながっています。
私達の肉体の生命には限りがあります。ですから今できることをできる限り誠心誠意努めていきたいと思います。そして人として成長していきたいです。その先には必ず大切な方々との再会があり円満な世界があるからです。
死は生と表裏一体のものですし、永遠に連鎖していくものです。
あわてることはありませんけれどもどうぞあなたのこれからの人生において生と死を少しずつ見つめていってくださいね。パニックになることもあるでしょうけれども必ず乗り越えることができるのですからね。
そしてあらためて自分にとって大切な生と死があることを少しずつですが部分的にも受け入れていくことができるでしょう。
あなたがこれからお健やかに生きながら周りの皆さんとの大切な時間を共に仲良く心豊かに幸せに生き抜いていかれますようにと心よりお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
死は必ず訪れることを感じなければ、今を感謝して生きていけないな……と思うことができました。
ゆっくりですが愛する方々の死する未来を受け入れつつ、それまでに今までの恩返しをしていきたいなと思いました。
優しいお言葉、ありがとうございます。
自分のペースで進んでいきます。