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婚約者がショックを受けたようです

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私30歳、相手33歳です。
去年からお付き合いを始め、お互いに結婚を考えていました。
私は子供はいらない、仕事をバリバリやりたい、苗字も変えない、という考えです。
付き合い始めた当初は相手もそれでよいと言ってくれていました。
その状態でお互いの親に挨拶を済ませ、職場にも報告し、あとは入籍だけとなりました。
しかし最近向こうから、子供は一人くらいほしい、仕事は諦めてほしい、僕は苗字を変えたくない、と言われました。

子供を生むのは命懸けで他にも負担が様々あり、想像を絶する苦しさがあり、本当に愛してくれているなら何故そんな酷いことを望むのか理解に苦しみます。
仕事は私の生き甲斐です。
自分でお金を稼ぐ手段を手放してしまったら最後、家庭内での男性の発言力は強まり対等ではなくなります。
女性が男性と対等になるには自立できる手段を手離さないことが重要なのです。
苗字も女が変えるのが当たり前なんておかしい。
婚約者には、私は基本的に条件を変えるつもりはないことを伝えました。
ただし、子供に関しては条件を変えました。
「もしどうしても私の命を危険に晒し様々な負担を強いて仕事のキャリアを奪ってまで子供を望むなら、子供が生まれてからあなたが仕事を辞めて専業主夫になり子育てを全て引き受けること。」
これが子供に対する条件です。
婚約者はかなりショックだったらしく、塞ぎこんでしまいました。
しかしこれらは昔から女性が当然の様に強いられてきたことです。
それを自分がやれと言われたらショックを受けるというのは私には理解できません。
要するに私のことを子供を生む機械としか考えいない証拠です。
私の人生を犠牲にしてでも子供を望むなら相手も自分の人生を犠牲にするくらいの覚悟は欲しい。
これを言うとよく男は仕事を頑張っている、責任を背負っていると言う人がいますが、仕事は結婚前から相手が望んでやっていることで、私が妊娠出産したところで仕事量が増える分けでも何でもありません。
責任や犠牲を背負わされているのはむしろ女性側です。
婚約者はそこを理解するべきなのですが、「今すぐに答えは出ないし、言い方がきつい、そっちに子育て丸投げするつもりはないのに、傷付いた」と言われました。
言い方がキツかったことについては此方から謝り、現在返事待ちです。
婚約者が誤った考えを改めてくれるにはどの様に接すればよいですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
あなたにはあなたの生き方や考え方があります。それは尊重されるべきかと思います。
そしてその方にはその方の生き方や考え方もあります。それも尊重されるべきことです。
また生き方や考え方はその時期や年齢によっても或は生きてきた中の経験や出来事によっても移り変わっていくものです。
あなたにとって大事だと思う事もあるでしょうからそれは尊重される事でしょうね。そしてこれからあなた自身も考えや生き方は移り変わっていくものです。
今はどうしても感情的になっておられるように感じますからお互いに少し落ち着きて冷静にじっくりとお話合いなさってみて下さいね。
意地の張り合いではなく相手の意見にも耳を傾けながら柔軟に考えてみて下さいね。
ああそういう意見もあり生き方もあるんだ、という気持ちが必要かと思います。
出なければまとまる話もまとまらなくなってしまい心は離れて空中分解してしまいます。

再度お互いにとって大切なことを見直しながら共に話し合って下さいね。

そしてお互いを思いやる心を忘れないで下さいね。

あわてずにこれからですからね。お互いの大切な人生ですからね。

あなた自身の人生でもありますからね。できればしっかりとお向き合いなさってください。時間も必要だと思います。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

一向寺のお坊さんへ
回答ありがとうございます。
話し合いたいのは山々ですが、婚約者は深刻な話があると会うのを避ける傾向があり話が進まない状態です。
今までにも何度か話し合いが必要な時があり、その度に婚約者は私を避け話し合いにならず、結局私が下に下に出て気を使い優しい言葉をかけ、やっと少し喋ってくれるかという感じでした。

一向寺のお坊さんの追記へ
再度回答してくださりありがとうございます。
暫くそっとしておいて様子を見ます。
話し合いが可能かどうかは分かりませんが、仕方ありませんね。

長寿寺のお坊さんへ
回答ありがとうございます。
仏教とはまた違った見方ですね。
私も書いている時は少し気が立っていたのでそのような文章になってしまいました。
不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
婚約者とは様子を見ながら話し合いの機会を持とうと思います。

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