亡くなった愛犬
こんにちは。
1年ほど前に老犬である愛犬についてご相談させて頂きました。
アドバイス頂いたように、愛犬と過ごせる時間を大切に過ごしてきました。ここ数か月は、私の仕事の帰りを待ち、私がただいまと声をかけると、すぐに立ち散歩に行こうとしました。散歩が大好きだったので、付き合いました。
この1週間、転ぶ回数が増えていました。ですが、この3連休の最終日は、元気だった頃に歩いていた散歩コースに自ら行きました。
その翌日(おととい)立つことが出来なくなりました。
足腰が弱っているのを2年前に目の当たりにし、その姿を見ているのが辛いと両親は安楽死させることを考えていましたが、私は反対でした。
その日の夜ごはんの後、何とか立とうとしているのが分かり、手助けをするとそれまで前足に力が入らなかったのに歩き出し、補助こそありましたが、少し庭に出ました。そして寝る前、濡れたタオルで体をふいたり、夜中に一度起きて、水を飲ませてやりました。
昨日の朝、母が愛犬を見て、まだ生きているのだから、安楽死させずに最期まで看取ろうと言い、そうすることに決めました。もう自力でトイレも行けなかったので、父が愛犬を抱いて移動させて、その間に母と私が敷いていたシートやバスタオルを交換しました。そして、私は昼休みに水を飲ませに帰ってくると伝え仕事に出ました。
その後、それまで水をやっても拒んでいた愛犬が母の前で自ら立ち、自分で水を飲み、少し庭まで出たそうです。なので私が戻るまでの間、庭で立てなくなったらいけないと、庭に出れないように傘を置いて母も仕事に出ました。
その数時間後のお昼休みに私が戻ると、寝ているはずであろう場所に愛犬がおらず、傘も動いておらず通せんぼされた状態でしたが、庭の炎天下のもと、息を引き取っていました。
すぐにペット葬祭に電話をし、引き取って頂くことにしたのですが、私は仕事もあったのもありますが、そこに立ち会えるだけの強さはなく、最後にお礼とお別れを告げ、仕事に戻りました。
最後まで立ち会わない、こんな冷酷な私を愛犬は許してくれるのでしょうか?
悲しい半面、楽になれたのかなと、ほっとしているのも事実です。
どうやって傘の向こう側に行ったのかも気にはなりますが、やはりこの暑さです。どのくらいの時間そこのいたのか、元々仕事を休んで様子を見るか悩んでいただけに、悔やんでも悔やみきれません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
後悔しないでください。
ゆうさんとともに過ごした愛犬は、とても幸せだったと思います。
亡くなったのは残念ですが、安らかなることをお祈り申し上げます。
長きにわたり、ともに生活をし、老いたるは家族の介護を受けて、人間も動物も同じで生ある間は、健やかに生きれるようにしあげること、とても素晴らしいことであり美しいことです。
しかし、生あるもの、いつかは滅びます。あらかじめ分かっていても、現実となると受け入れがたいです。ゆうさんも一生懸命努力して介護をされたのですから、愛犬にしてみれば、最大の愛を受け取っていたと思います。
最後を看取ることはできなかった。そのことは、あえて愛犬からすればみせたくなかったのでしょう。ちなみに人間も同じことが多々あります。
おもっきり最後の力をしぼって、庭に出て自然な大地の上で亡くなったのですから、本望だと思ってあげてください。
そして、最後に、決して自分を責めないでください。責めれば責めるほど、愛犬は悲しみます。もう充分だったのです。看取ることができなかったことも後悔しないでください。
あえて、自らの死を見せたくなかったのですから・・・。
これからは、一緒に暮らしたことで、たくさんの楽しみや慈愛を受けてことに感謝してください。それが一番の供養です。
これからもずっと
拝読させて頂きました。
その子が亡くなられあなたも皆さんもとても悲しみの中にいらっしゃることでしょう。あなたや皆さんのそのお悲しみ心よりお察し申し上げます。
その子は皆さんと共にその一生を全うしてとても幸せだったのです。そしてこらから仏様に導かれて仏様の元で心安らかに穏やかになり、これからも皆さんをずっと見守っていて下さいます。
その子が必ず仏様に救われお導きを受けます様心より仏様にお願いさせて頂きお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつと
必ず仏様はその子を正しく導いて下さいます。そして仏様の元で円満にご成仏させて頂くのです。これからもあなたや皆さんの心に寄り添い見ていて下さいますからね。
悲しみや後悔は尽きないでしょうけれどもその思いをそのままその子に手を合わせながらお伝えなさってください。あなたや皆さんの思いは必ずその子に届いきます。そしてその思いを喜んで受けてってくれます。
その子とあなたや皆さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
いつの日にかあなたや皆さんがその生命を全うする時もどうぞ仏様にお願いし正しくお導き下さいます様お念仏おとなえなさってくださいね。
仏様は必ずあなたや皆さんをお導き下さり、仏様の元ではその子やご先祖様がお迎えなさって下さいますからね。
そして再会を喜び合うことでしょう。
それまでどうかいつもその子に見守っていてねとお願いなさり真心込めてご供養なさって下さいね。
いつでもその子はあなたや皆さんのそばで守っていて下さいますからね。