祖母の戒名について
初めて質問させていただきます。
先日、祖母が101歳で亡くなりました。
お葬式も無事に終わったのですが 喪主の叔父が私の母(叔父の妹)の名から一文字取り祖母の戒名に入れていました。
喪主は叔父ですが 母が祖母と長い事一緒に暮らし、最期まで看取ったので叔父としては感謝を込めて、、とうのか、、良かれと思ってしたのだと思います。
ただ、母は「何故そんなことをするのか、、。おばあちゃん(祖母)に連れて行かれそうでいい感じしないよ」と言っています。
生存している人の名を戒名に入れても特に問題はないものなのでしょうか?また、戒名に名が入ってしまったことによって何か気を付けることなどありますでしょうか?
私もどう解釈してよいか分らず、こちらにアドバイスいただければとご相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
たまたまの可能性も
お悔やみ申し上げます。
ご質問の件ですが、私もお葬式のあとで、親族の方から「実はお戒名のなかに私の名前が一字入っているんですよ。ありがとうございます」と言われた事がありました。苦情ではなくお礼でよかった。
私も含めご住職が、故人の親族の名前を全て把握している訳ではないですし、お名前やお戒名に使える字には限りがありますので、誰かの名前と重なってしまう可能性は高いと思います。
(親族が戒名付けに関わることはないですので、戒名にお母様の名前の一部が入った事に叔父さんの忖度はないと考えます)
お戒名に名前の一部が入っていても何の不吉もありません。気にする必要はありません。
よくあることですよ。大切な人といつまでも一緒にいたいという気持ちの表れでしょう。
それに例えば、息子の名前に父の名前から一文字取ることもよくありますよね。
私の弟は僧侶の名前を付ける時に、私の名前から一文字取りましたよ。詳しく理由は聞いてないのですが、私の分も頑張る、あるいは、私と共に頑張る、という気持ちだったのかなと思います。
いずれにしても、あなたの母が祖母を嫌っていないのであれば、良いことだと思いますよ。
地獄では無く、祖母の居る同じ浄土に連れて行ってもらえる、浄土でまた会うことができる、良いことではありませんか。