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僧侶の成り方

回答数回答 2
有り難し有り難し 59

自分の苦悩を見つめてみると、大概、煩悩や愛情飢餓といったところに辿り着く気がしてます。

もう、いっそのこと、それらに強くなるために、自分も僧侶になりたいと思うようになりました。

ただし、お金もなければ、修行などは出来ない精神病状です。せいぜい勉強くらいしか出来ません。また、就労はしたいと思っています。

こんな自分でも、僧侶になる方法はありますか?ありましたら教えて下さい。自分でも少し調べはしましたが良くわかりませんでした。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【在家仏教】

”強くなるために、自分も僧侶になりたいと思うように”
なるほど。

”お金もなければ、修行などは出来ない精神病状です”
僧侶になるには、おそらくどの宗派でも多額の支度金がかかります。どちらの宗派も修行は命がけでしょうし、例えば浄土真宗のような皆が修行と聞いて思い浮かべるような荒々しいものはない宗派にせよ、その分あるいはそれ以上に精神的な負担は大きいものです。
あなたの現状では、現実的な話、これでは僧侶になるのはやめておいたほうがよいでしょう。

”せいぜい勉強くらいしか出来ません”
知識教養を身につけたいのなら、とりわけ僧侶になる必要はありません。
僧侶になってしまえば、自己の研鑽のみならず、儀式の執行と教法の宣布というまた別の重大な責任がのしかかってきます。

ところで、無理に僧侶にならなくても「仏弟子」にはなれますよ。
まずはそちらからアプローチしてみてはいかがでしょうか?もしかすると、一仏弟子としての求道生活を送るなかで、僧侶にならないかとお声がかかるご縁に恵まれるかもしれませんよ?

『維摩経』というお経の主人公の維摩詰、日本仏教の父・聖徳太子、私度僧だった入唐前の空海和尚、加古の教信沙弥、承元の法難後の親鸞、、、皆一様に歴史に名を残す名僧・高僧たちばかりだが、求道する仏弟子としてのアイデンティティーはあっても、必ずしも名実ともに職業僧侶だったわけじゃない。

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悩める人が、お坊さんです。お念仏の日暮らしを。

お坊さんになっても、それらの煩悩に強くなれるわけではありません。むしろ、煩悩を生み出し 抱えながらでしか生きられないのが、人間、この私であった と自覚するばかりなのですよ。
むやみに煩悩を燃やし、苦しむよりも、自己を深く見つめていく生き方が、僧侶かと思います。悩める人が、お坊さんです。

僧侶になるより、念仏者になる方がいいかと思います。仏法を聞き、仏さまの教えに生きる道を歩む。お念仏の日暮らしを。それなら、誰でも出来る道です。

僧籍を持つためには、学びや時間、費用、精神力も必要になり、なかなか難しい道のりですから。

追記。。。
気ままか〜 気ままで、お坊さんは務まりませんよ。人間が作る、人間社会の中で、お坊さんも生きていますから(^-^;
頑張って精進なさってくださいね。

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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質問者からのお礼

転落院様、中田様、丁寧なご回答ありがとうございましたm(__)m
もっと気ままになれるものと思ってました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ