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縁について

回答数回答 1
有り難し有り難し 39

とても運命的な出逢いでお互い急速にひかれ合い、付き合った彼氏がいます。
しかし付き合い始めから運悪く都合がつかないことが重なり、すれ違いとなりました。
結局彼とお別れすることになりました。
あの日、あのときこうしておけば...!!と思い後悔の日々で苦しいです...。
縁というのは、何があっても結ばれるものなのですか?
私がもし『あの時』うまくやっていたとしても、縁がなければいずれは別れる運命だったのですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

縁しかない

くっつくのもご縁、離れるのもご縁です。

「ある」だけがご縁ではない、「ない」のもご縁ですよ。

でもこれは何か縁という実体があるという話でも、全て最初から決まってしまっているという運命論でもありません。

縁とは環境とか対象とか条件というくらいの意味合いです。あるものごとが成立するための間接的条件ですね。

ある時にある行動をするかしないかで確かに結果は変わるかもしれません。でもその時はそうできなかったのでしょう。それはその時のご縁です。今から思えば「こうしておけば!」だったけれど、その時は様々な要因からそういう思いに至らなかったのでしょう。

でも今は違う。

今あなたが何を思い、何を語り、何を為すか。今回のご縁に対してどういう態度を選択していくか、それでこれからは変わります。

そして今これからの過ごし方によって過去についても「あの時の私は未熟だった」とか、「あの時があったかた成長できた」というようにとらえ方は変わり得るものです。

失恋は辛いご縁です。でもその縁がまた次の因となり縁となり、新たなあなたの人生を紡いでいきます。

あなたが過去の恋愛にとらわれてウジウジしたままか、また次の出会いを求めたり、友人関係を充実させたり仕事に打ち込んだりしていくかで、その時のあなたの気持ちは違うでしょう?

私たちには縁しかないのです。縁が私を成立させています。

それでも悲しい時は無理せず悲しいご縁に身を置いたままでも構いません。きっとまたあなたを突き動かす縁があなたに訪れるでしょうから。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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