回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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実践こそ
青空さんはじめまして!
ご質問読ませて頂きました!
本当に仏説(お釈迦さまがお説きになった)かどうか?という事でしょうか?
大乗仏教は仏説ではない。お釈迦さまの仏説は原始仏教だけである。という考え方があります。
仏教の捉え方は人それぞれで結構ですが、
私はお釈迦さまに直接お会いして話を聞いたことでない限り原始仏教とて100%仏説とは言える証拠にはならないと思います。
大乗も原始仏教もどちらも古い経典を拠り所にしているわけで、昨日おとといお釈迦さまから聞いてきた。という人がいない限りどれが仏説でどれが仏説でない。
と議論をすることに私はあまり意味を見出せません。
そんなことは偉い学者さんに任せておけばいいでしょう。
仏教は宗教です。
宗教は学問ではありません。
実践と救いです。
いくら勉強して、真の仏説が〇〇経だ!とわかったとして、その知識に救われるのでしょうか?
辛い現実、悩み、苦しみ等に置かれた時救ってくれるのでしょうか?
13宗派にはたくさんの仏道修行という名の実践があります。
いくら自転車の乗り方を考え、想像しても一向に乗れません。それより乗れなくても、転んでも、乗ろうと実践していれば乗れるようになる。
それと同じ理屈の実践が仏教にはたくさんあるわけです。
どれでもいいから、どれかを続ける。
私は南無阿弥陀仏。
と阿弥陀仏という仏さまの名をすべておまかせしときます。という思いで呼ぶ実践を続けています。
つらいとき、悲しいとき、嬉しいとき、いろんな時がありますが続けています。
そしたら見えることがあるんです。
感じる世界があるんです。
安らぎがあるんです。
それは体感するものです。
頭であれこれ理屈をこねて、得られるものではありません。
いや、理屈をこねるほどに遠のいていくものです。
だから実践があります。
仏教は頭で理解するものではないのです。
まとまりの悪い回答になり、申し訳ないです。
何が本当の仏教か?
読ませていただきました。
十三宗五十六派とは戦中の宗教団体法による宗派合同前の伝統仏教の宗派をいい、その前には
十宗がありその前は八宗でその前は六宗でしたが、とりあえず日本の伝統仏教の総称という
ことでよろしいでしょうか?
日本の伝統仏教が本当に仏教かとの問いですが、「本当の仏教」というのがひっかかりますね。日本の伝統仏教は三国伝来(さんごくでんらい)といい、インド中国日本と伝えられてきたのものです。その間にいろいろ変化したとはいえ、それでも仏教精神があれば、それは仏教なのです。
仏教とは仏の教え、さらに言えば、仏に成りなさい、という教えです。
全ての宗派のことを学んでいないので分かりませんが、仏に成るということを目的としているなら、それは仏教に沿っていると思います。
質問者からのお礼
自分の素朴な疑問に、答えていただき本当にありがとうございます。この回答を受けてなにか仏教に関することを実践してみます。本当にありがとうございました。