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母が難しすぎる(長文です。)

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

母との関係に迷っています。
あと2年で70歳、25年前に離婚しています。
自分の価値観が正しいと疑う事はなく自分が悪いと思う事はほぼありません。
顔を合わせば誰かの悪口ばかり、何かの悪口ばかり、何でも悪い風に捉えます。
昔から、こちらから気を効かす事をしようとすると「大きなお世話」と言われ、しないと「気が効かない、冷たい人間だ」と言われます。

3年ほど前に私の子供もいた時にショッピングモールのど真ん中で不機嫌になり、大声で私たちを罵倒、子供たちが泣いてもそれについて罵倒、ショッピングモールという場所的な事もあり何とかしないとと思い、こちらが一方的に謝り続けましたが。原因はどっちもどっちという内容だったのかもしれませんが母には喧嘩両成敗という概念はないし、自分は絶対に正しいという考えなのでおさまりませんでしたが何とか連れては帰りました。
その時に「もう一人で生きていくから構わないでくれ」と言われたけれど、そんなわけにはいかないので週に一度は顔を見に実家に行くようにはしていましたが2ヶ月程、機嫌が悪いままでした。その間も顔を合わせれば謝罪をしていました。
納得はいきませんがそうしないとどうにもならないからです。

子供たちも母には会いたくないといまだに言っています。それでも年に数回、食事に誘われるので渋々、行くのですが「皆で行くと、お金がかかるけど覚悟してるから…。」などと言います。
食事に行く前、終わった後、後日にもありがとうと感謝を伝えるのですがそれでは足りないらしく「喜んでいないようなので、もう余計な事はやめる」といい「そんな事ないよ。みんな凄く喜んでいたしお母さんのお陰で生きていけると言ってもいい位。」というような事を言って、やっと落ち着くという感じです。これは、食事に限らずお菓子等を貰ったりしても同じです。
しかし母は自分は私たち家族に仲間外れにされているという考えです。そのように度々、言ってきます。もちろんそんな事ないよ、と話はするのですが最近は疲れてきたというかイラッとくるようになりました。70歳になったら仕事を辞めるので生活資金は宜しくと言われていて、親なのでほうっておく事はできませんが、ニートの私の兄も実家にいるのでシングルの私が2人分も余計に稼げるのか心配でなりません。
嫌いではないのですが合わない…どうしたらいいのでしょうか…。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

つかず離れず

読ませていただきました。

母親がヒステリックで困っているとのこと、私の母も似たようなタイプですので、
折り合いをつけるのに苦労していますが、ほぼ同じ年ということもあり、共感させて
読まさせていただきました。

そうですね。思い通りにならないと爆発するというタイプの人には、距離を置かないと、
巻き込まれるだけかと思います。

かといって距離を置くと、「私ばっかりのけ者にして。」といいがちだったりします。

適度な距離感がよろしいのではないでしょうか?つかず離れずといったような。

また、母親の老後の生活資金については、別な問題ですね。あなたは家族思いのやさしい方
だから、兄の生活資金まで背負おうとされている。ニートの兄の問題も切り離して、
考えましょう。お母さまに年金や貯金はないのですか?

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有り難し
おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
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先ずはあなたとお子様達の生活

拝読させて頂きました。親子の関係は難しいものですね。それぞれ過去を見ていますからどうしても感情的になってしまうものでもあります。
それぞれに自分の人生を生きていますから自分の意思を曲げることは難しいかと思います。
あなたにとって今そしてこれから大切なことはやはりお子様をお育てなさることでしょうね。あなたやお子様の生活を第一に考えてこれから生きていくことにが何より大事なことですね。
お母様がお孫さん達に対してサポートして頂けるならば有難いでしょうが、己れの我を通してサポートするどころかかえって自分の主張を押し付けてきて精神的にも物理的にも負担がかかるならば、あなたができる必要最低限で良いかと思います。
人間にはそれぞれキャパがありますし無理をすれば必ずそのしわ寄せが来ます。
あなたにとって一番やるべきことをお子様達との生活や人生を優先するべきかと思います。
金銭的なことは余計に負担になるでしょうからしっかりと線引きすることが望ましいと思います。
本来ならばご家族みなさんで助け合いながらお互いを尊重しあいながら共に生きて頂きたいと思いますけども今それはお母様には無理な相談でしょうね…。
お母様にはあなたができる範囲で相談なさったりサポートできる範囲でサポートなさってください。
先ずはあなたとお子様達の生活をどうか大切になさってくださいね。

お母様やご兄弟については公的機関や自治体にも相談なさり対応して頂きましょうね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お礼が遅くなりまことに申し訳ありません。

鈍阿さま
回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、距離をおけばそれはそれで「私は家族じゃないのね。」と言われたりしますし、自分が今まで言ってきた事なんて、すっかり忘れて被害者面です。世界で一番、気を遣うのが実母だなんて情けないです。私はこんな冷たい事を考えているので優しい人間なんかではないんです…。
年金や貯金はあるはずですが、それでは足りないという感じです。もう先の事が不安で仕方ないです。

Kousyo Kuuyo Azumaさま
回答ありがとうございます。
いろいろあったものの育ててくれた親なので、精一杯はしたいとは思ってはいます。
それで足りないとかいう風になって行政に頼る事になったら「冷たい情のない人間」だと、また言われるのかと思うと今から憂鬱です。
もちろん、そんな言葉を言った事があるなんて本人は忘れています。
どうしていったら一番、平和なのかわかりません…。

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