不平等な死について
ジャック無回答/40代
回答 1
有り難し 8
死についてお聞きします。
今年も、いろんな方がお亡くなりになりました。
高齢の方が天寿をまっとうするのは、幸せなことだと思います。
一方で、若者や、事件、事故に巻き込まれて亡くなってしまう人がいます。
死はどうして不平等なのでしょうか?
自分は、いつ死ぬのでしょうか?
教えてください。
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回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大自然の理
全てのいのちは、産まれたからにはいつか死を迎えます。
人間の命も例外ではなく、あなたも私も、あなたの好きな人も嫌いな人も、みんないつか必ず死にます。
それは大自然の理(ことわり)です。
みんな死ぬ。という意味では、いたって平等です。
そこに平等だ・不平等だと、ガタガタ文句をつけるのは人間様の勝手な都合であって、大自然の都合ではありません。
仏教では命の誕生を四大(地・水・火・風の四大元素)集合、死を四大分離と呼びます。
私たちの命は、世界の元素が縁によって集まって「たまたま」産まれたもので、縁が切れて元素が離れてゆけば、それはすなわち死を意味します。
大きな自然の営みの中では、命の誕生も死も「たまたま」なのであります。
どうにもならないことをどうにかしようと思う心から「苦」は生まれます。
どんなに嘆いても結局は、自然の流れにお任せして生きることしかできません。
その理を肝に銘じて、今在る命の大切さに感謝し、一瞬一瞬を大切に生ききって欲しいのです。
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有り難し
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
一瞬一瞬を大切に生ききるように努力します。