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将来のことが怖いです

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目にとめていただきありがとうございます。
私は現在、修士1年の学生です。
大学院進学後はたくさんの留学生がいる研究室への配属となり日々英語に触れる機会が多くなりました。

私は中学時代から英語が苦手で、今までは何とかなっていましたが大学院に進学後は論文を読むのも研究の成果報告、コミュニケーションも英語のことが多いため苦労しています。
海外に行くことも何度かあって現地の人たちと交流する機会もありました。覚悟の上で入学しましたが入学後一年を通して、そこまで上達しませんでした。
同期で配属した他の人たちは目に見えて上達しています。

これらの経験から思い切って留学をしようかと考えています。資金面を考えて両親にあまり負担のかからないワーキングホリデーを利用して働きながら語学の習得を考えています。
来年度の予定で休学はできないので、修士を修了してからになると思います。

しかし1年間海外へ行って帰国した際に新卒者での就職活動ができないことが分かり強い不安を感じます。既卒者採用だとしても就業経験が無いので採用の可能性が低くなりそうです。

せっかくいろいろなことを経験してきても、もしかしたら就職できずに無職で過ごしてしまうのではないかと不安です。不安ばかり感じるせいか、いろんなことに無気力になってきています。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人生はきりひらくもの

戻ってきてから考えましょう。
よい事には必ず邪魔が入りやる気を削ぐものです。

好事魔多し

人生に迷ったら茨の道を選べ。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

質問者からのお礼

けんしょう 様

お言葉ありがとうございました。
先の事ばかり考えずに今必要なことをしっかりしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

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