よそよそしくなった後輩
どういう風に向き合えばいいのか分からず苦しいです。
どうぞ、教えてください。
大学時代、可愛がっていた後輩がいました。私も後輩も女性です。
お互い、大学も卒業し、彼女が先に結婚をして子宝にも恵まれました。
彼女の旦那様も、同じく私の後輩です。
彼が浮気や二股をかけたりして彼女が辛かったころ、散々相談に乗りました。
それこそ、夜中に電話が来ても「眠れない」という彼女をドライブに連れ出したり。
紆余曲折を経て、夫婦となってからは浮気もなく幸せに暮らしているようでした。
理由はよく分からないのですが、第二子を出産した後から、私は彼女に避けられるようになりました。
それから6年。今日、久しぶりに会いましたが、すごく他人行儀に会釈をされ、とても悲しく思いました。
彼女が私を避ける理由で考えられるのは2つです。
私は再婚ですが、前夫が彼女の旦那様と仲が良かったので
離婚したことをよく思っていない。
旦那様が浮気ざんまいだった頃、「あんなやつやめなよ」と言った。
ほかにも、あれが気に障ったのかしら・・・と思うことはありますが
これほど避けられる理由は、このふたつかと考えています。
また、離婚後2年で再婚したことも、気持ち悪いと思われたかもしれません。
隠し通していたつもりですが、私達は不倫の末結ばれました。
表向きにはバレてはいなかったのですが、一部で噂になったそうです。
その噂も聞いているのかもしれません。
ただの友人であれば、何とか割り切ることもできたと思いますが
「あんなに親切にしたのに!」との思いが消えません。
恩着せがましいと自分でも思いますが、彼女の子供たちにお祝いを贈ったのに
私は久しぶりに会って、子供を連れていても、「出産したんですね」ともありません。
というか、今の夫は、彼女の旦那様の上司なので、私が出産したことは知っているはずです。
年賀状も、連名で出しても、向こうは夫の宛名だけを書いて送ってきます。
こんな状態で、私はどのように自分の悪かったところを悟り、
心を穏やかに保てばいいでしょうか。
「受けた恩は忘れず、おくった恩は忘れなさい」という意味の格言もあります。
そのような人格者になりたいです。
でも、「あんなにしてやったのに」との思いがドロドロ渦巻いています。
どのように向き合えばいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
追わないことも思いやり
どんな噂をされているかはわかりませんが、時間が経ってしまったことと、後輩の方の環境が変わり、考え方も変わったこと、今のあなたを素直に見てくれていないことは事実でしょう。
しかし、全てそれらは相手の問題であり、あなたがどうこうすることではないです。
避けられてるなら追わなければいいのです。嫌いになる必要はないですが、もし何か近づけるチャンスがあるならその時に話してみることです。あまり、追い込むようなことはせず、相手のペースに合わせてあげることですね。
「してあげたのに」はただの押しつけ
きぼうさん、はじめまして。質問を拝読しました。
きぼうさんは、後輩にさんざん尽くしてきて「してあげたのに」という思いが消えないのですね。
きぼうさんの「してあげたのに」は後輩にとってあなたのただの押しつけです。
仏教では「誰に、何を、どのようにしてやったのかを忘れなさい」と説きます。してやったのは見返りを求めています。見返りを求めない行為は「布施」といいます。
きぼうさんが布施の心を持つことができるよう祈念しております。
質問者からのお礼
しばらくサイトを開くことができず、お礼が遅くなって申し訳ありません。
「してあげた」という思いは押し付け、というのは、すごく胸に突き刺さりました。
自分だったら嬉しいだろう、という独りよがりの基準でしかなく、
後輩が嬉しいかどうかは別ということですね。
もう全て忘れたいと思います。
彼女の旦那様とは、今後も主人の仕事を通じてお付き合いがありますが、
新しい関係を築くつもりで、お付き合いをしていこうと思います。
私も考え方や環境が変わったように、後輩も昔のままではないのですよね。
お二人のお坊様、苦しい気持ちをお救い下さり、ありがとうございました。