考え過ぎると周りが見えなくなる自分が怖い
ネガティブでとても極端な思考、そして視野が狭いということは、自分でもわかっています。
それでもこんな自分に付き合うしかないと思っています。
ただ、不安なこと、恐れていることが頭の中で暴れ出すと、苦しくなり一気に顔と首、肩のあたりが熱くなります。
更年期等、年齢的なこともあるかもしれません。
このように思考がごちゃごちゃになり、
自分でもどうしたら良いのかわからない時、心を落ち着かせる方法はありますか?
先生方はどのように平常心を取り戻しておられるのか、気持ちの保ち方をよろしければ、ご教授頂けますでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
焦り、恐怖、不安などを襲われることは誰にしもあり、わたくしも御座います。
多くの「迷い」が、不安から恐怖へと陥れているのです。
仏教では迷いのことを「無明」と申します。
・こうなったらどうしよう。
・もしかしたら。
などなど、考えると不安は生じます。
地図や目印などあれば、人は迷わずにそこに向かえます。しかし、どこに向かっていいのか?私自身はこの先どうすればいいのかという明確な目的(目標)がなければ無明は増すばかりなのです。
焦らずゆっくりと今、ご自身の中で何を目的として歩んでいきたいかを紙などに書き出すことで、少しずつ不安は消していく方法でもあります。
私自身、不安が生じたときは未来を考えるなと言い聞かせ落ち着きを取り戻しております。
一日、一日が不安なのはとても苦しいこですよね。不安が訪れない日々が必ずと到来いたします。ゆうこさん自身に自信を持ってください。
ゆうこさんの人生の主役はゆうこさんです。人生には喜怒哀楽なる多くの経験体験があった方が楽しいと人生を歩んでいけば、必ずこれで良かったんだと思える日が来ます。
ご自分を他人に振り回されない自信の訓練を。
心から上手く不安から切り抜けられますようお祈り申し上げます。
合掌
心の坐禅。歌を歌いましょう。
ゆうこさん、こんにちは。
慌ててしまうのですね。人ってそんなものです。性格ですから急に直ることはありません。
でも慌てる自分がわかるのであれば大丈夫です。俯瞰ができているので、後は理性でコントロールすることができます。
慌てる時は一呼吸おくこと。仏教を学べるのであれば、坐禅や写経修行をして心を安定させる力を身につけましょう。もっと簡単なのであれば、自分で心が落ち着く好きな歌を選んでおいて、慌てたら心で口ずさむと良いですよ。
歌は素晴らしい力があります。つらい時や苦しい時に、応援してくれる力をもっています。もちろん坊さんの私にでも、つらい時、苦しい時に自分を奮い立たせる、歌があります。最近は、ミスチルのHANABI にはまっています(笑)。
一緒にがんばっていきましょう。そして、自分の弱い心と戦っていきましょう。そこに仏教の心の修業があるのですから。応援します。いつでも辛ければご相談を。合掌
質問者からのお礼
法源様、染川様
ご相談にアドバイスをくださいまして、ありがとうございます。
毎日症状は変わりませんが、だましだましやり過ごしていくしかありませんね。感謝の気持ちだけは忘れずにやっていきます。
アドバイスありがとうございました。