最近頭を過ぎること
これまでなかった事なのですが、死について考える事が多くなりました。と同時にこれまでの自分の生き方や行いを振り返るのですが、ハッキリ言って褒められるような生き方をしていません。
だからこそとこれまでの行動や考え方を改めようと頑張っているのですが、なかなか一朝一夕に出来るものではなく、挫折しかけています。
もし今死んでしまったら、悲しんでくれる人はいるだろうか、親不孝をし、傷つけた人もたくさんいます。こんな私でも悲しんでくれる人はいるだろうか、と…。死んだらどうなりどこへ行くのか、私は天界には行けないんだろうなと…。
だからこそ今を大切にしたいと思います。かなり散らかった質問になって申し訳ございませんが、
挫折しかかっている私にアドバイスを頂けたらと思います。
人になかなか素直になれない。こんな自分ではなかったはずなのに…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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気づいた時が第一歩
すーさん、こんにちは。
そうですね。私も、自分は自分であると思っていましたが、歳をとってわかる新たな苦しみは、友達やご縁のあった人の訃報が入ってくることです。いつか自分もなんだと思ってしまいます。そうすると若い時の生き方を後悔するものです。私もそればかりです(笑)。
でも人生の向上は気づいた時から始めることです。それが老人であろうが、亡くなる一日前でもかまわないのです。私たちの一生は今世だけですが、仏教では三世といって、過去も未来も見据えて生きています。今世は10%しかできなくても来世で90%する気持ちが大切なのです。そうやってたくさんの人の人生を繋げて夢をなしえた事はたくさんあるのです。
覚えていると思いますが、人気になった双子のおばあちゃん、金さん・銀さんにCMで稼いだお金はどうしますか?という質問に、「将来のための貯金」と答えて、笑い話になりました。
すーさん、他人のことは気にする必要はありません。今から一所懸命、人様の幸せのために生きれば、必ず多くの人が、あなたがなくなった時に悲しみ、感謝の誠を捧げることでしょう。だから心配せずに、大一歩を踏みだしてください。私も一歩を踏み出しています。一緒に未来を歩きましょう。合掌