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不登校気味の中学校2年生の娘

回答数回答 3
有り難し有り難し 17

中学校2年生の娘です。
1学期も少し休んで2学期に入りまた 少し休む日が増え 今 休み続けて2週間位です。
本人に 行きたくない理由を聞いても 何もないと言われて 何も考えてないと。本心は 本人にしか 分からないと思うので 難しいです。

占いに頼るなんて いい事だとは思わなかったのですが 話を聞いてもらって 良い助言があればと
占いに行ってきました。
占いの方にも 何も考えてない サボってるだけだねと言われました。

来年の5月か6月に動き出すので それまでは 根比べだと。
他に 今現在この子は大変な人生だと。犯罪にも巻き込まれて3回結婚。男がらみで 覚醒剤だと。
私が 犯罪に巻き込まれて 面会に行ってる所が見えると言われ 落ち込んでます。
しかし 悪い未来は 本人が変わればなくなると言われました。

娘の未来なんて わからないですが 霊視されてるようで ショックが大きいです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんばんは

 娘さんが学校に行けなくなり、不安ですね。占い師に相談に行ったら散々な事を言われさらに不安になってしまったのですね。

 2016年9月に文部科学省は、全学校に「不登校は問題行動ではない」という通知を出しました。という事は、学校の先生を含め多くの方が不登校=問題行動という偏見を持ってしまっているという事なのでしょう。その占い師の方も「不登校=問題行動」という偏見のもと、占い的な事を言っただけだと想像できます。

 不登校の相談は占い師ではなく、市役所などに行った方が良いです。学校に相談すると、いかにして娘さんを学校にいかせるかの話しかしてくれませんが、市役所に行くと、学校に行かずにどう娘さんをサポートしていくかの話をしてくれます。今はずいぶんいろいろなサポート体制があるんですよ。それを知るだけでも安心すると思います。

 学校に行くだけが人生じゃない。他の方法もたくさんあります。学校にとらわれない世界を娘さんに見せてあげてください。

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おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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お釈迦様は占いを否定しています。
そのような仏道に反することはやめましょう。
それよりも、スクールカウンセラーの人とよく話し合いましょう。
スクールカウンセラーの人がイマイチ対応が悪い場合は、お近くの児童を対象にしている心理カウンセラーなどに連れて行きましょう。
案外他人だから話せる事もあるかと思いますよ。
お友達関係はどうでしょうか?親しいお友達はいませんか?もしいたのなら話し相手、遊び相手になってもらってくださいね。
人間関係が問題なら次年度のクラス替えで誰と別のクラスにしてもらったらいいか、誰と同じクラスがいいか、娘さんに聞いて先生に対応をお願いしてくださいね。
もし勉強がついていけなくなって授業が辛いのなら、塾や家庭教師などで、最初から勉強し直す事も必要ですよ。
部活動などが原因なら、一旦退部した方がいいかな。
定期テストは保健室でも受けれるので受けましょうね。
とりあえず、学校に行かせるのではなく、話しやすい雰囲気を家庭で作ってくださいね。
何か趣味に没頭しているならそれは認めてあげてくださいね。

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おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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どーんと構えておきましょう!

すももさん
お子さまが学校を休みがちになったとのこと。とても心配ですね。環境の変化や、人間関係、何かしら不安があるのでしょう。
けれどお子さま一生懸命頑張っています。
お子さまが行きたくないと言うのであれば、まずはそれを受け入れてあげてください。
親が動揺し、不安になると、お子さまはますます不安になります。自分は人生を踏み外してしまったとますます休みがちにもなりかねません。

お子さまが小さいころ、こけた時のことを思い出してください。

子どもがこけても親がどーんと構えて「大丈夫!大丈夫!」と言ってあげれば子どももケロッとしています。
一方、親が「うわ、大変!血が出てる」と動揺し、不安になれば、お子さまも泣いてしまうことはなかったでしょうか?

不安をお子さまに見せずに、どんと構えながらも、学校の先生と協力したり、すももさんだけでもカウンセリングに行ってみるのもいいかもしれません。

そしてこのことを、家庭をかえりみる良い機会だと前向きに捉えて、夫婦関係や、ご自身のあり方お子さまとの接し方を見直してみてはいかがでしょうか。

かと言って、「育て方を間違えてしまったのか」と思うこともありません。自分を責めすぎるとかえってお子さまを傷つけることになります。

すももさんは、些細なことを気にしすぎるとのことです。そのことが占いなどに頼る原因だと思います。

親鸞聖人は占いや祈祷、まじないなどに惑わされるなと言われました。
占いなどに頼ってしまうと、その人の本来の生き方を見失ってしまうと言われています。

占いに頼ってしまうと、その人の人生を縛ってしまいます。

占いに振り回されることなく、自分本来の歩むべき道を歩むことが大切なことです。
くれぐれも1人で抱えずに、ご主人やご家族、学校、頼れる人を頼ってくださいね。

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おきもち

慶成(けいじょう)
広島市内中心部の寺町・品龍寺の副住職をしています。 2017年まで東京の...
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質問者からのお礼

早々の回答ありがとうございます。
占いなどに頼って 気にし過ぎは良くない事だとわかっていても 行ってしまい 後悔しています。
未来なんて 誰にもわからないですよね。
あまりにも酷い結果に 心が沈みました。
回答を頂き ごもっともだと感じました。
あまり考え過ぎずに 長い目で 見守っていけるように努力したいと思います。
ありがとうございました。

回答ありがとうございます。
そうですよね。
相談する所が 間違ってました。
未来が分かることなんて ないですよね。
まだ 受け入れるのに 時間が かかりそうですが
少しづつ 前向きに 色々考えていきたいと思います。
親がかわいそう 苦労するなども言われ 落ち込みましたが なるべく明るく過ごしていきたいと思います。
ありがとうございました。

回答ありがとうございます。
そうですね。
相談する所が 間違ってました。
所詮 占いとは わかっていても あまりにも悪い事ばかり言われて 落ち込んでました。
もっと 解決に繋がるような所へ相談したり
考えたりしたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ