ペットを私のせいで死なせてしまいました
もう二度と会えないと思うと辛く後悔しています。
15年飼っていたチワワが昨日死んでしまいました。
私のしつけが悪かったのか、マーキングであちこちにおしっこをしました。家中あちこち掃除が大変で、数年前からオムツをつけていましたが、かぶれては薬をつけて、治ってはかぶれての繰り返しでした。
オムツが不快で必死に舐めようとするので、その行為をやめさせる為に怒鳴り、叩き、時には小さなチワワを蹴ってしまい、感情的に怒っていました。
オムツを取り替えるのも面倒に感じ、早く死んでこの作業から解放されたいと思ってしまうこともありました。
臭いのでリビングには入れず、ダイニングで過ごさせ、ほとんど構わずないがしろにしていました。
夜もヒーヒー鳴く声で目が覚め、毎日毎日遅くまで仕事をしているので、イライラしてしまい当たってしまうことを繰り返していました。
昨日、何度も何度も叩いてしまったのです。頭にもコンと。それが原因だと思います。老犬で弱ってはいましたが、他に原因がありません。
朝起きるとぐったりしていて、午前中の内に死んでしまいました。
自分がとても残酷で最悪だと後悔しています。もし本当に死んでしまったら後悔することは想像できていました。でもどうしても我慢できませんでした。
でももう愛犬は戻ってきません。
最初はとても可愛かっていた愛犬を、15年飼っていた愛犬を最後はこんな形で死なせてしまいました。
もっと可愛がってあげればよかった。あまりにもあっけない最後で心の準備もできておらず、今はただ後悔ばかりです。きっとよその家に飼われていたならば、もっと幸せだったと思います。私のことを恨んでいると思います。
私はこれからどう生きていけばいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
追記)怒りに気付く。次から気をつけよう。
後悔も怒りの煩悩の一種です。
愛犬へのイライラも怒りです。
怒りで犬を死なせたにもかかわらず、あなたは、そのできごとに対してまた怒っている(後悔している)のです。
怒りから怒りへの無限ループでは、自分を苦しめ、周囲にも嫌な思いをさせます。
怒りを手放し、明るくおだやかに生きることを目指しましょう。
まずは、心の中に怒り(嫌だ、むかつく、悲しい、後悔、嫉妬など)の感情が起きたときに、
「あ、怒りの煩悩が生じている」と気付くことが大事です。
怒りは、自分で怒っていると気付くだけでかなり弱まります。
あと、過ぎてしまった出来事、過去はどうしようもないです。
その過去のために現在まで嫌な気分になるのは、良くありません。
次からは気をつけよう、と明るく考えましょう。
仏教では、輪廻転生を考えます。
亡くなった犬は、すでに新しい生き物に生まれ変わっています。
たとえば、街ですれ違った妊婦さんのお腹の中にいるかもしれないのです。
あらゆる生き物に慈悲の心を持ちましょう。
追記
私達にできることは、生まれかわった新しい生命(来世)で幸せになってくださいと、願うことです。
例えば、南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏をとなえて、阿弥陀様の力で救ってもらえるように願う方法もあります。
また、あなた自身が色んな善い行いをして、その功徳を愛犬の来世の幸せのために回し向けるように願う方法もあります。
拝読させて頂きました。
あなたがそのように深く反省なさり後悔なさっていらっしゃるならばそのことをありのまま仏様にお伝えなさって下さいね。そしてその子が必ず仏様に導かれて仏様の元に生まれてこれから心安らかに穏やかになりますようにと真心を尽くして仏様にお願いなさって下さい。
そして心からお念仏おとなえなさって下さい。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
私もその子が必ず仏様の元に生まれ変わって心から安心なさって下さいますよう仏様にお願いしてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は速やかに仏様に導かれて仏様の元で心穏やかに安心なさります。そしてこれからもずっとあなたを見守っていて下さいます。
どうぞこれからもずっとその子を思い真心込めてご供養なさって下さいね。
その子とあなたとのご縁はこれからも永遠に続くのですからね。
その子はあなたをいつも見守っていて下さいますからね。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には仏様があなたをお導きなさって下さいます。そしてあなたは必ずその子と再会なさりますからね。そしてその子と喜びあうことでしょう。
どうぞこれからあなたは仏様に手を合わせ真心込めてその子の為にそしてあなた自身の為にお念仏おとなえなさって下さい。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたがこれからもずっとその子に見守られながら心お健やかに人生を生き抜いていかれますようにと心よりお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
見ず知らずの私にご回答いただきありがとうございます。何度も読み返し、心に刻みました。ありがとうございます。
私の毎日は怒りの煩悩だらけです。
昨夜は何度も息苦しさで目覚め、今朝も愛犬を思い出しては涙が止まりません。
骨になった愛犬は小さな小さな姿でした。
15年の間、家族の中で世話をするのは私でした。離乳食から始まり介護まで、失ってから思い出します。その解放されたかった世話がなくなっても全く嬉しくありませんでした。本当に私は愚かです。
今まで家族から愛され、たくさんの幸せをくれた愛犬も、最後の1年くらいはないがしろにされ、とてもつらかったと思います。
目も白くなり耳も聞こえなくなっていました。痩せて足腰は弱っていましたが、ごはんは食べ水も飲んでいました。だからおそらく私のせいで死んでしまったのです。きっともっと長く生きれたはずです。
怒りに気付くこと。そうして生きていけば愛犬は私を恨まず許してくれるでしょうか。
新しく生まれ変わった命で幸せに暮らしていけるのでしょうか。