降格されるストレスと家庭で安らげない
回答 2
有り難し 16転勤後、厳しい上司に降格されるのではないかと悩む日々です。
もともと優しく、穏やかで接客は得意でしたが、最近は仕事に行くと動悸がしたり、笑顔が出なくなっています。
また会議での発表に上がり症で薬を使用しないと、難しい位です。
また潔癖症、完璧主義の妻の要求に中々答えられず、10ヶ月あまり別居してます。
離婚する勇気もなく、悶々としてますが、食欲はあり、睡眠も取れますので鬱病の診断はありません。妻から家に帰ってと言われますが、休みに帰るけど、通勤も遠く中々完全に家に帰る気になりません。
親は結婚して、幸せそうでなく離婚を勧められますが、その勇気も出ません。
ひと目を気にしたり、あがり症だったり、妻に反論出来ない弱い性格に悩んでます。
何か克服出来る方法がないかと悩んでます。
お坊さんからの回答 2件
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あなただけではありません
う〜ん…困ったものですね。田中角栄は三度破産して総理大臣になりましたし、織田信長は金ヶ崎で撤退して伝説になりました。豊臣秀吉だって上杉攻めで上司と大喧嘩してクビになりかけて天下人になりましたし、徳川家康も三方ヶ原で大負けして天下を取りました。海外では劉邦は戦で99連敗して漢の初代皇帝となっています。
昔の偉い人たちは皆、崖から落っこちるような失敗をして、それでも何度でも登り直して出世しました。逆に言えば、人生のパートナーとは、崖から落っこちた時にこそ支え合える人にならねばならないのですが…高潔で完璧主義ばパートナーであればこそ、そういうことを理解してもらいたいものですね。
あなた自身も、降格されたって良いんですよ。会議の発表でやらかしてしまっても大丈夫です。それでも大丈夫なことは、歴史上の人たちが証明しています。天才だって転落します。天才でなければ尚更のことです。転落したり失敗するのは普通のことなんです。普通で当たり前のことを恐れたって仕方がないじゃないですか。開き直っちゃいましょう。
それに奥さんに反論できないことも恥ずかしいことではありません。私だってつい一昨日〈放送自粛〉で黙っておきましたし、かの豪傑・福島正則だって奥さんに薙刀振り回されて城外まで逃げ出したほどの恐妻家でした。
それは弱さではなく、自然の摂理なんです。こりゃもう仕方がない。そりゃ思い切って槍を取って切り返せば喧嘩には勝てるでしょうけど、社会的に死んでしまいます。男は女性に戦術的に勝てても戦略的には勝てないように出来ちゃってるんです。だから反論できないのは仕方ないんです。あなたが弱いのではありません。上手く隠してるだけで、みんな同じなんですよ。
だからそんなご自分を克服しようと思わないで下さい。克服しようということは、自分を否定することと表裏一体です。でも、そういうモンだと開き直ることで、かえって物事が上手くいくこともあるのですよ。
様々なストレスを溜めているようですね。
先ず仕事については、降格を恐れないことです。大切なことはお客様へのサービス、その上で会社の利益や社員の健康です。それがあなたの為にもなるのです。降格しようがするまいが気にする必要は無いのです。お客様の為なら、時には上司に反論することも必要です。その結果上司に嫌われたっていいのです。お客様の為なら降格したっていいのです。そう思いませんか？あなたには、もっと先に考えること、やることがあるはずですよ。
次に家族のことですが、通勤が遠いなら単身赴任することは悪いことではありません。睡眠時間を確保する為には必要なことです。
週に一度家に帰るくらいでも構わないと思います。ただ、やはり、あなた自身が夫である自覚、父親である自覚が必要だと思います。
奥さんが潔癖性なら家の中や身の回りはいつも清潔に保ってあるのですから褒めてあげてください。感謝してあげてください。
奥さんが完璧主義なら家計もしっかりしているのでしょうから安心じゃないですか。育児もほとんど任せられるのでしょう？頼りになるじゃないですか。感謝の言葉をちゃんと伝えてください。
結婚式で神様に誓いませんでしたか？どんな時も助け合うと。それを思い出してください。
奥さんやお子さんの喜びを自分の喜びと感じでくださいね。
なお、会議の時に緊張するのは当たり前のことです。これを緩和するには練習しかありません。家や会議室でしっかり予行演習しましょうね。想定問答なんかも対策できたらバッチリです。案外奥さんの前で予行演習したら、完璧主義という事ですから、隙をついたいい質問をしてくれるかもしれないですね。
仏教で大切なことは、明るく、正しく、仲良く、です。これを三宝といいます。
この三宝を心掛けてくださいね。
質問者からのお礼
早速のご回答有難うございます。
中々自分を変えることは出来ませんが
もう少し肩の力をぬいて生活するよう努力します。有難うございました!
