学校の先生の言葉について。
久しぶりの質問となります。
私には小学生の子供がいます。学校にはおかげさまで楽しく通えている様子です。しかし、時にはそんな子供たちも悩み、泣いてしまうことがあります。
実は、先日、体育の時間にバレーボールをしたとの事。トーナメント戦。優勝は決まりましたが、最下位が決まっていなかったので決めることにしたのだそうです。。。そこで、担任の先生が使った言葉が「最弱王決定戦」だったそうです。試合を終え、我が子のチームは負けてしまったそうです。結果発表の時、「今日の最弱王チームに拍手ー。」とおっしゃったと話を聞き、私は驚いたし、がっかりしたんです。子供も、話をしながら「先生なのにそんなこと何で言うんだろう。」と泣いてしまいました。
こういったことが、これまでも何度かあり、子供が悩みながら泣いてしまうのも初めてではないのです。
学校の先生が話す言葉は、子供たちもよく聞いていますし、それなりの影響力があると思うのです。私は、保護者として、今回の言葉の選び方は好ましくないと思いました。
私は、きちんと担任の先生に、先生の立場で話す事の重さと意味を改めて考えていただけるよう話をしたいと思うのですが、おかしな事でしょうか?小さな事かもしれませんが、実際傷ついている子もいるんですよ、と知ってもらいたいと思うのですが。。。ちなみに、担任はベテランの先生です。
皆様はどのように思いますか。どうかお聞かせください。
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学校にお伝えするときには…
こんにちは。亀山純史と申します。
私は普段、学校で先生をしておりますので、とても耳が痛い出来事ですね。
先生といっても人ですから、不用意な発言をすることもあります。そんな時には、是非、学校へお伝えください。その時には、まず、「いつ」「どこで」「何があったのか」という事実を確認しておきましょう。そして事実が子どもが言っていた通りだったら、「親として、どうあってほしいか」をお伝えください。今後の学校との関係を考えれば、決して先生を責めるような言い方はよくないでしょう。今回の場合ですと、「子どもたちは、みんな頑張っているので、最弱王なんていう言い方はしないでほしいのですが。」などとなるでしょうか。「なぜ?」という問いかけは、相手を責めることに繋がります。「なぜ、そのような発言をしたんですか?」は相手を責めることになりますよね。また、子どもが先生の発言に対して「あー言っている。」「こう言っている。」という言い方もよくないでしょう。そのような言い方をすれば、これからは子どもは親に学校での出来事を話さなくなるでしょう。あくまでも、❝親の目線に立っての発言❞でありたいですね。
以上、思いつくままに回答させていただきました。私自身も、襟を正して仕事をしていきたいと思いました。ご質問ありがとうございます。
質問者からのお礼
亀山様、早々のお答え、ありがとうございました。話し合いは今日行われますので、大変参考となりました。
もちろん、担任を責めたいとも追い詰めたいとも思いません。あくまでも、担任の先生と子供の何気ない小さな出来事で傷ついたりプレッシャーを感じたりすることがある、ということを今一度考えて言葉の使い方や選び方を気をつけてもらいたいと思っています。
亀山様の仰るように、保護者として、お願いをするような形になるでしょうか。子供にしてみれば、担任を慕っているからこその、今回や過去のショックでしょうから、改めて信頼関係が築けるようになればと思います。
大人として、言葉は大切にしたいな、と思います。
またご縁がございましたら、どうぞよろしくお願いします。