長女が可愛いと思えないです。
年子の長男、長女、少し離れた次男がいます。
ご相談したいのは真ん中の長女の事です。
昔からよく手がかかる子で、気性が荒く、困った事があっても言わない、口が悪く物に当たったりします。
そのせいか、長女とはどうも話が噛み合わず一緒にいても苦痛とすら感じてしまいます。外を歩く女の子とお母さんを見て羨ましいと思う時もあります。他の兄弟がしっかりしている分余計幼く感じ、毎日怒ってばかりです。もちろん可愛いと感じる時もありますが、マイナスな気持ちばかり浮かんでしまいます。長女は小学生ですが、今からでもこの関係変われるでしょうか?他の兄弟たちと同じように接する事が出来ずに悩んでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お母さんを独りじめできる時間を
真ん中の子どもは、親にかまってもらいにくい立場になりがちですよね。
「手がかかる」というのは親の都合です。
親の、怒りの煩悩や怠けの煩悩です。
子どもにとっては、「手をかけて欲しい、手間をかけて欲しい、私のために時間をさいて欲しい」のです。
泣いたり暴れたりしないと親がこっちを向いてくれないなら、子どもは余計に泣いたり暴れたりします。
子どもには、それしか方法がないのだから、子どもの苦しみの表現なのです。
何かをしながら話を聞くのではなく、手を止めて、顔を向き合わせて1対1で相手をしてあげる時間を、数分でも数秒でもいいから作ってあげましょう。
そして、親から見て「できて当たり前、それが普通」のことでも、普通にできたことを具体的な言葉で誉めてあげましょう。
「○○ちゃんは、いつも言われなくても歯磨きするね。偉いね。」とか。
子どもの自己肯定感を育ててあげることは、親の重要な役割です。
プロの親として、色んなテクニックを使って子どもを誉めてあげましょう。
幼稚園や保育園の先生達だって、全ての教え子を好きと思えないはずですよね。人間なんだから。しかし、先生達はプロのテクニックで、子ども達を守り教えます。
親も、それで良いのです。
可愛いと思えなくても、プロの親として可愛いがってあげるテクニックを持ちましょう。
質問者からのお礼
願誉淨史様
ありがたいお言葉ありがとうございます。お坊さんの言葉にハッとし、目の覚める思いです。娘とじっくり向き合い、言葉を荒げず穏やかに務めていきたいです。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。親としての勤め、プロの親として子どもとの接し方を改めて見直していきます。