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供養を毎日出来ません

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以前に母が亡くなってどうしたらいいか質問させて頂きました。
実は足を骨折してしまい、やっと1週間経ちました。
怪我してからは友達の家でお世話になってます。
母と二人暮しだったもので1人だと心配だと言われ甘えてます。

母の供養を毎日してました。
友達がたまに自宅に行き水上げたりしてくれてますが、母の事が気がかりでなりません。
供養を出来なくても大丈夫でしょうか❔

早く治して自宅に帰りたいのですがままならず・・・
ぜひ教えてください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

供養とは

ご相談拝読しました。骨折してしまったのですね。お見舞い申し上げます。今は治療・療養を優先してください。

さて、供養をできなくても大丈夫か?とのことですが、それは個々人の信仰によるでしょう。亡き人が実際にどうなっているかわからない私たちにとって問題となるのは、私自身の心のはたらきです。供養できないことで亡き人に何か悪い影響があるのでは?と心配してしまうのは亡き人本人ではなく、供養する側の問題なのです。

ですからあなたがどうしても心配でままならないならば、ご友人のご自宅にいながらでもお母様を思い手を合わせましょう。供養とはどこか特定の場所で特定の作法でないとできないものではないでしょう。

そしてまた骨折から回復した際にはご自宅でこれまでどおりの供養を続けられてはいかがでしょうか。
その際にもう一つお願いさせていただくならば、是非仏教の学びを深めていただきたいということです。
言葉遊びのようになってしまいますが供養は供に養うとも読めます。亡き人を縁として仏法の学びを養うことで、亡き人からの願いや仏様の願いに目覚めていくものです。

その時には亡き人が苦しんでいるのでは?という心配から、私自身が苦しんでいることが亡き人や仏様から心配されていたのだという方向に転換されていきます。

命の終わりというのは亡き人からの最後の教えです。その大事な教えをきちんと受け取っていきたいものです。

ではどうぞお大事に。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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大丈夫、心配はいりません。

供養ってなんでしょう。
単にお仏壇やお位牌に、お茶やお水をお上げすることでしょうか。もちろん、それも大切な事かもしれませんが、それは条件が整わなければできません。まさしく、こずさんができないようにです。
供養については、前記のご僧侶の方が書かれていますので、参考にして頂ければと存じますが、やはり心の想いが大切であり、まして他人にお任せてすることでもありません。
どこでもどんな状況でも、心は自由であります。ゆえに、どこでも供養、想いは通じます。
亡き方から、ましてお母さんからみれば、こずさんの状況をご覧になって、どうして水をあげて欲しいというのでしょうか。
そんなことより、早く良くなって元気になってくれることが一番の供養だと思っていますよ。
だから心配はしなくていいのです。
元気になったら、その分、他人様にも奉仕してあげてください。

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「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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