考え込んでしまう
現在育児休業中で、家族以外の人と話すことがない中でこのサイトのことを知り、相談させていただきます。
失敗した経験や、誰かに指摘されたことが、ふと頭に蘇ってきて、そのことばかり考えてしまします。
その当時には大した事と思っていなかったことでも、今になってふと思い出し、ああすればよかった、なぜああしてしまったんだろうと、考えては仕方ないこととわかっていながらも、そのことが頭をぐるぐると巡ります。
歳を追うごとに、その傾向が強くなってきているように感じます。今現在、思い出してもうつうつと考えてしまって辛いのに、今後もずっとそのようなことと付き合うのかと思うと更に憂鬱になります。
失敗を思い出した時、うつうつと考え込んでしまう時に、どのように気を持っていればいいのでしょうか。
気の持ち方をアドバイスしていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
羨ましいと思う 自分に自信がない 努力や継続が苦手
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今までの経験は、全て、これからの私に繋がっていくよ。
失敗した経験や、誰かに指摘されたこと、
それを考えてモヤモヤするのは、あの時に あ〜すればと もう一度やり直せたらとの思いから、納得しきれない自分がいるからだと思います。
私も、そんな経験を何度も繰り返してきました。失敗ない人なんて、いないものね。
今度、同じような状況になったら、きっと こうしている自分がいる!と、イメージしてみましょう。
経験したことが、学びになり活かされている私を、想うのです。
何もマイナスばかりではないのですもの。
そうして、成長をしていく私を、頭の中に描いて◎
今までの経験は、全て、これからの私に繋がっていくよ。
自分の選択が変われば、周りの選択も変わる。
こんにちは。亀山純史と申します。
確かに失敗した経験や、誰かに指摘されたことは楽しい思い出ではありませんよね。だから、「あの時、ああでなかったら...」と言う思いを持つこともわかります。でも、自分の選択が変われば、周りの選択も変わります。自分があの時、別な選択を取っていれば、それによって、周りの選択も変わるのです。そして、選択直後の状態は想像出来ても、その後どのように物事が動いていくかはわかりません。一方、失敗があってこそ、あるいはあの時の指摘があったからこそ、物事が上手くいくこともあります。ですから、私たちは今日なすべきことに心を向けるべきでしょう。
「過去を追うな。未来を願うな。 過去はすでに捨てられた。そして未来はまだやってこない。 だから現在のことがらをそれがあるところにおいて観察し、 揺らぐことなく動ずることなく、よく見きわめて実践せよ。 ただ今日なすべきことを熱心になせ。」とは「中部経典」に説かれている言葉です。
以上が私からの回答です。ご参考になさっていただければ幸いです。
毎日の育児に家事に大変だと思います。
過去の失敗は気になりますよね。私もそうです。でも、失敗は成功のもとって言いますからね、大切なことは次に同じ状況に会った時にどうするか、ということです。
次の対策を立てておくのです。対策を立てたら忘れないようにメモ帳にメモしておくのもいいですね。そうすれば気持ちも定まりますし、落ち着きますからね。
むしろ、ああ早く同じ状況が来ないかな、同じ状況が来たら次はこう言うのに、次はこうするのに、と待ち遠しくなることもありますよ。
また、失敗に限らず昔のことや未来のことばかり考えこんでしまう場合は、目の前の現実をしっかり見つめることが効果的です。目の前の子供や部屋、テレビや雑誌、何でも構いません、実在している現実をしっかり見ることを意識してみてくださいね。
お子さんが健やかに育ちますように。