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次女がいない世界

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次女を亡くして7ヶ月になります。
笑ったり、外に出れるようになりました。

次女がいない世界に慣れていく自分が怖いです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【往生】次の段階へ

自分が死んだせいで、
お母さんから笑顔が消え、暗くなり、
いつまでも引きこもっては、いつもいつも泣いている…

こっちのほうが、先立った娘さんは責任を感じて苦しんじゃうよ。

それは慣れたのではなく、事実を受け止め始めたという事。
それは慣れたのではなく、乗り越え始めたという事。

親だろうと子だろうと、先立っていかねばならなかった者たちの願いは、
残してきた者たちへの”幸せ”だよ。つまり、亡くなった娘さんの切なる願いは家族の幸せ、お母さんの幸せだ。これを叶えてやれるのは、世界でたった一人あなたしかいない。

明るく楽しく生活してよ、お母さん。
あなたが元気でいてくれるなら、もう私の事なんか忘れたってかまわない。

逆の立場なら、そう思いませんか?

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おきもち

個別相談可能
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慣れることは無くなることじゃない。

慣れることの怖さはみんな経験します。

ただ、しようがないと諦めて、その事を口にしてくれる人は少ない。

聴かせてくれてありがとうございます。

でも、慣れたからと言って、完全に記憶から消し去ることが難しいこともご存じなはず。

ただ見えなくなっただけ。
酸素は見えないけど無くなったら途端に酸欠になる。

見えないからといって、存在を否定したら生きることが大変辛くなる。

どうかこれからも次女さまのこと念じていてくださいね。

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おきもち

hasunohaに出会えた私は幸せ者。地方の町の小さなお寺に居ます。カニとおろし蕎麦と水ようかんが美味しいですよ。街のイルミネーションはまぶしく、人混みは得意じゃないけれど、ここでの対話があるから孤独じゃない。ありがとう。
一人だけで抱えられるほど軽くないのがイノチ。僧侶となって40年経ちました。 社会福祉士、公認心理師として社会では働いてます。事業や組織を背負うと言えないこともあるけど、仏教を背負うと語る内容も変わります。悩みなくても話してみたいときは相談ください

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