死ぬまでにしておくこと
あと4年で死ぬことを決めました。
なんで4年?とか自殺はよくないとかは今回の相談に関係ないのでおっしゃって頂かなくて結構です。
私はこの世とお別れをすることに対してもはや負のイメージは抱いていませんから、なんの希望も抱かず無駄に長生きするよりあと4年好きなように生きてさっさと死にます。
そう考えることで今とても楽になりましたからそれでいいのです。
さて本題ですが、死ぬまでに準備しておいた方がいい事柄がいくつかあると思うのですが、お坊様は職業柄そういったご相談をよく受けるかと勝手に思いました。
お金、家族や友人などに残す手紙等の用意、遺品整理などでしょうか?
他にしておいたほうが遺族が楽だったりトラブルが起きないようなことはありますでしょうか?
家族が悲しむとかわかってますからおっしゃって頂かなくて結構です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
承知しました。
”あと4年で死ぬことを決めました”
”あと4年好きなように生きてさっさと死にます ”
そうなんですか。
”なんで4年?とか<中略>おっしゃって頂かなくて結構です”
”家族が悲しむとかわかってますからおっしゃって頂かなくて結構です”
そうですか。承知しました。
”死ぬまでに準備しておいた方がいい事柄”
あいにく、ちょっとここでは回答しかねるかな。
死を誘発するような発言は、僕らも堅く禁じられているんだ。
じゃあ、とりあえずあと4年がんばってください。
知恵の探求
「智慧がなく、心の乱れた人が百年生きるよりも、
智慧があり、心の乱れていない人が一日生きる方がすぐれている」
お釈迦様の言葉です。
なので、お釈迦様のいう、智慧の獲得と、心が乱れず統一されている状況がどんな状態かを探求することですね。
獲得するまで、求めてください。
諦めずに学んでくださいよ!
そして、証として、探求して獲得したものは、必ず教えてくださいよ。
お願いします。
一礼
七仏通誡偈
ポルンガ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
死ぬまでには、悪い行いをなさずに、善き行いに努め励みて、心を清らかにすることが大切となります。七仏通誡偈そのままの内容となりますが。。
今生でもできる限りの、善き業、善き縁により、善き次の赴きへと向かって参りたいところとなります。
是非、仏教を修習なさられて下さいませ。
川口英俊 合掌