実母との関係
実母が年明けに肺癌と診断されました。既に数カ所に転移があり、ステージIVです。治療は限られており、抗がん剤での延命治療のみです。
私が幼い頃から、過干渉であり、自分の考えが最も正しいと思い、それらを押し付けてくる母親でした。母親の行動や考えから脱したいと考えたのは、25歳の頃でした。それまでは言い合いにもならず、母親が一方的に不機嫌、ヒステリック、、、理解できない理屈で説き伏せてきました。しかし、社会人となり、多くの人の様々な考え方や生き方を学び、これまでの自分は母親に囚われた人生だったのではないか?という考えを持ち始めてから、母親と対立することが度重なりました。私も結婚し、距離が保てると、母親との関係は問題ないように思えていたのですが。冒頭にも書きましたように、ガン宣告をされました。病院への送迎や休日の買い出しと、何かと母親を気にかけながら暮らしているつもりでしたが、母親は娘には何一つ迷惑をかけた覚えがないと言っていました。'親は大切にしなさい'と教育を受けてきて、その通りにしようと試みてきましたが、母親と関わることを避けたいというのが本音です。ガン宣告をされた母親に対し、あまりにも冷たい考えが自分の中に生まれたことに、人への想いが欠落しているのではないかと不安になります。私はこれから母親とどのように関わっていけばよいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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愚かな人には頭をさげよ。
あなたの気持ちはそれでいいのではないでしょうか。でも、行動は紳士的であってほしいものです。経済学者のポールモランニーは「愚かなものには頭を下げよ。」と言っておりました。某テレビ番組の池田先生が仰っておったことです。愚かな人にいちいちかまっている暇があったなら、表だって怒りや憎しみをぶつけずに丁寧な態度を心がけよ。そうすれば無駄な時間を費やさずに済む。そうすることにより愚かなものはさらに愚かになる。という意味ですが、自分が逆の立場になった時は気を付けた方が良いですよ。
あなたの気持ちはここの質問に留めておいてください。何なら言いたいことがあれば憂さ晴らしにもっと言ってもいいですよ。その代りここだけにして下さい。
それは母親の看病はあなたと母親の問題ではありません。親戚や知人も関わってきます。母親憎しで周りの人たちに自分の思いを話し続けたら結局自分の首を絞める結果になります。ここは本当に自分の気持ちをグッと抑えて母親の看取り介護を行いましょう。ただ、自分の生活もありますから、そこは上手く両立してください。自分だけが背負う必要はありませんよ。周りには無理しているように見せて、自分は無理せずに行ってください。
質問者からのお礼
返信ありがとうございます。母と話をしました。これまで私が想像もしていなかった、温かすぎる母親としての想いを知りました。自分が情けなく、傲慢だと感じています。母との時間を大事に過ごしていきます。ありがとうございます。