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やる気が出ないです

回答数回答 3
有り難し有り難し 40

支離滅裂な文章と思いますが、モヤモヤした気持を吐き出させてください。

生きるのがしんどいです。でも死ぬのが怖いので生きています。
私は薬剤師ですが仕事にやる気が出ないです。薬剤師という職業自体は人の役に立てる素晴らしい仕事だと思っています。実際に、患者様や他の医療従事者に「ありがとう」と言われて嬉しい気持ちになる時もあります。
しかし、仕事に対して向上心もやりがいもありません。
薬剤師として数年働いてきたためか…職場の規模が小さくて他に振る人がいないためか…そんな私の思いとは裏腹に、最近は日常業務以外の様々な業務を任されるようになってきました(職場の中でも重要なところ)。
志の高い方であればそこにやりがいを感じることもあると思いますが、私にとっては煩わしいだけです。もちろんそんな気持ちで取り組んでいるので、その振られた仕事のどれもが中途半端な状況です。こんな気持ちで医療に関わることはあってはならないことです。
でも仕事は辞められないです。生きるためにお金が必要だから。あと、好きなことを仕事にしたいとも思いません。仕事にした途端、好きなことではなくしんどいことになるから。
それに今の職場の人間関係、給料、休日(土日祝)、労働時間(残業ほぼ0)も恵まれています。
自分が恵まれた環境にいるという自覚はあってもしんどいと感じます。何も考えたくないです。

父を早くに亡くしましたが、
五体満足で特に不自由なく育ててくれた母をはじめ…、金銭的な問題のほとんどを援助してくれた今は亡き祖母、その他面倒を見てくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
それに嬉しいこと、楽しいこと、満たされること…色々なポジティブな経験もしてきました。
自分は平均よりも恵まれた環境にあると自信を持って言えますが、それでも産んでくれたことに対しては感謝の気持ちはありません。
だって、生きることによって与えられる幸福よりも、生きることで感じる苦しみの方が大きいから。
おそらく世界一恵まれた環境でも私は同じことを思うでしょう。
要するに生きるのに向いていないゴミクズ性格です。
初めから自分なぞ存在しなければいいのにと心底思います。
存在しなければ幸福を感じることはできませんが、それを悲しいと思うこともありません。それにその他の苦しみも感じることはありません。
この世から魂ごと消え失せたい。でも死ぬの怖い。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ゴミクズ性格でもいいじゃないですか!

優しいだけの人 様

「初めから自分なぞ存在しなければいいのにと心底思います。」
のなら、自分は存在しないと思って
徹頭徹尾、他人に奉仕したらいいんじゃないですか?
自分が消えたいと思うのなら、自分を消して、他人の為にとことん尽くしてみてはいかがですか?
自分を消したら、自分の精神的な苦しみとか、肉体的な疲れも感じないでしょう?

薬剤師としてのお仕事だけでなく、多岐にわたる仕事が増えたのなら
今日は他人にどれだけ喜んでもらえれば、自分を消せるのだろう
今日はどれだけ、社会に貢献すれば、自分は存在しないと思うのだろうと
励んでみてください。

ゴミクズ性格でもいいんです。
現状100パーセント、未来は無限大
あなたはあなたなりの、貢献方法があるのです。

お読みいただきありがとうございました
参考までに。
一礼

追伸
お礼のメッセージありがとうございました。
「自分を殺して社会に貢献するのは茨の道ですね。・・・大きな苦痛です。」
この世から魂ごと消え失せたい、と思っているんだらから、自分捨てて何かすればいいんじゃないですか。苦痛とか思っているのは、心のそこで、見返りを期待してたり、自分が大切に扱われないから出来ないと思い込んでいるからじゃないんですか?
とにかく、あれこれ考えずに身体を動かしてごらんなさい。座禅に行こうと思うのなら率先していきなさい。それに貢献することは全然茨の道じゃないですから!!
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のデクノボーの精神で生きてごらんなさい。
貢献が苦痛じゃなく、生きがいに変わりますから。
苦言の追加のような言葉になりました。参考までに。
再礼

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生きる刹那の中で

拝読させて頂きました。今のあなたにとっては恵まれた環境や状況であっても幸せに感じることができないのかもしれません。
失ってみて初めてわかるありがたみかもしれませんからね。

とはいえあなたは今与えられて生きています。その事実の積み重ねの中で見いだすことがあるかもしれませんし、新たな機会や状況によって変わって感じることもあるかもしれません。

人間いつどうなるかはわからないです、とはいえあなたはいつか今の気持ちを振り返って様々思いを馳せる時が来るでしょう。
それはあなたが天寿をまっとうなさる死の間際かもしれません。
その時あなたの中で様々なものごとや人々が走馬灯のように流れていくでしょう。そしてそのことをあなたはきっと大切に思うことでしょうからね。

あなたがこれからの未来を様々な出会いに恵まれて幸せに心豊かに生き抜いていかれますように心よりお祈りさせて頂きます。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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心を見つめる

質問を読ませていただいてから、ずっとあなたにどう答えようかと考えていたら、ずいぶん時間が経ってしまいましたw

やる気が起きないのは、何が原因なんでしょうね?
職場にも家庭にも文句が無く、感謝の念もあると言いながら、それにちゃんと応えられない自分自身を責めていらっしゃる。

自分自身に対して嫌悪感を抱いているのには、どんな原因が?
そこを見つめる時間が必要なのかもしれませんね。

私は禅宗なので、ここはやっぱり体験坐禅会をおすすめします。
1時間ほどのものもあるし、泊まりがけで参加できるものもあります。
仕事が嫌になってしまう前に、少しお休みして時間を取って、自分を見つめる時間を作ってみてはいかがでしょう?

煩悩即菩提ということばがあります、悩んでいる、迷っている時こそ、あなたの人生の転機なのかもしれません。

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質問者からのお礼

皆様、お話を聞いてくださりありがとうございます。

自分を殺して社会に貢献するのは茨の道ですね。もともと他者のために何かをしてあげたいと思うことが少ない自分ゆえ、何もしたくない今の自分にとっては大きな苦痛です。
でも、変わるため、現状を脱するためにはそんな苦痛も必要なのだと思います。

そうですね。死の間際であればきっといろいろな思いが駆け巡ると思います。
やはりそうなったら死の恐怖の有無に関わらず、猛烈に「生きたい」と感じるんでしょうかね?
死の間際にそう思えたなら、きっと私の人生は、今の私が感じているものよりもずっと豊かで実りあるものなのでしょうね。
ピンピンしてるうちにそれを実感したいです(笑)

自己嫌悪の原因は複合的なものなのかもしれません。
仕事の忙しさ、自分の無能さ、恋愛が上手くいかない…などなど
心の消耗で、もともと薄い自己肯定感がさらに希釈されてるのですかね。
体験座禅、非常に興味があります。
実は1度行ってみたいと思っていたことがありました。
今がまさに良い機会かもしれません。
頭の中、カラッポにしたいです。

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