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持病と生き方

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有り難し有り難し 19

生きるのが辛いです。
僕は5年ほど前から強迫性障害という精神疾患を患っています。どういう病気かというと度が過ぎた潔癖症という感じで(厳密に言えば違うのかもしれませんが)汚いと思った物を除菌ティッシュで何回も拭いたりする事をやめられない状態にあります。
一回拭いてもやっぱり汚れているんじゃないか、という考え(強迫観念)が頭から離れずまた拭く事を繰り返してしてしまいやめられないんです。

さらには巻き込みといって母親や父親にも
拭いたり洗ったりさせて最終的に「いい加減にしろ!!」と怒られてしまいます。

こういう事がほぼ毎日起こります。

通っている病院の先生や相談できる人からは「強迫観念を我慢してください。そうすれば徐々に慣れてきますから。」と言われますが我慢しても我慢しても強迫観念が消えず結局拭いてしまいます。

いつも襲ってくる強迫観念や不安で胃も小さくなってしまい1日一食程しか食べれず体重もどんどん減っていきました。

「死にたい…」「もう嫌だ…消えてしまいたい」と数えきれないほど考えてきました。でも自害する勇気なんて持ち合わせていません。

病気のせいで就職も出来ない、親には迷惑ばかりかける。僕って何で生きているんだろう?というネガティブな思考がいつも頭をよぎります。

僕はこれからどうしていけばいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

無垢な気持ちに戻るよう六根清浄

拝読させていただきました。

突然ですが、僧侶は出家している身ですが、仏になったのではありません。仏に近づこうと日々修行を積んでいる身なのです。

りゅうさんも強迫観念を日々、取り除こうとしている修行者です。

人は生れながらにして四百四病という病を備えて生まれてきます。
その病は人それぞれであり、心身にくっ付いて中々離れないものなのです。これを煩悩と言います。その煩悩を解き放つことで、強迫観念から離脱することができます。

般若心経262文字の中に「空・無」がたくさん登場します。
これは心をリセットするという意味でもあるのです。
私たちは生きていく中で、知らず知らずの内に、六感(眼・耳・鼻・舌・身・意(心))が経験体験を通じ、汚れていっているのです。そこに煩悩が執着してしまうことで、癖や固定観念が自身の中に取り付いてしまうことで、清浄の仕方を忘れがちになります。

病院では「我慢しなさい」と書いておりましたが、我慢はよくありません。字のごとく「我を傲慢」にさせてしまうのです。我慢ではなく、辛抱(修行)と捉えていただくように心に置き換えることです。

この執着した強迫観念を取り除くには、清らな環境にいつも身を置く心掛けが必要です。

・自然環境に出かける。
・寺社仏閣に出かける。
・ヒーリングを聴く。
・部屋を掃除する。
・いつもと違う道を歩く。

色々とありますが、今置かれている環境に変化していくことで、他の事物が目に入ってきます。違う綺麗なものを取り込むことで、表面ではなく内面(心)から変化が少しずつ、少しずつ、知らず知らずのうちに変わってきます。

変われるのかな?と、いう不安はあると思いますが、少しだけ信じて日常に取り入れてみてください。

長い期間に渡って取り付いた強迫観念も一気に取ることはできないものです。ゆっくりと取っていきましょう。

合掌

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有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは正しい道しるべであります。 選択肢が多い世の中になり、何が正解であるのか?すべて正解であります。しかし、人は損得で判断するのでなく、正しいか正しくないかで判断する人間であることを説いていきます。 ※電話相談は受け付けませんので、あらかじめご了承ください。

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。おっしゃって頂いた事を普段から意識して生活してみようと思います。本当にありがとうございました。少し気が楽になりました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ