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協調性はどうすれば身につけられる?

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有り難し有り難し 16

協調性がなく自分本位だと言われてしまいました。
自分でも昔から自己中な気があることは認識しているのですが、自分なりに他人に気を使っているつもりがうまくいきません。

私の属するゼミでは作業を1人1つか2つメインで受け持って、後の人はそれぞれサポートに回るという形で複数の作業を分担して回しています。

どれも納期のあるもので、納期直前になるとメインの人は大抵徹夜をする形でどうにかこうにか仕上げて、辛うじて回っている現状です。
とても忙しく、それぞれがメインのものにかかりきりになるのが精一杯で、私の場合もメイン以外の作業はこれをやって、と言われたものを手伝うくらいです。

今回私の作業が1つの山を迎えたのですが、直前で私がミスをしてしまい、他のみんなにたくさん手伝ってもらいました。
私は実力も乏しく、わりと大雑把なため作業をうまく進めることができず教授にも誠実さがないと言われています。
さらに今回の一件でどうにも自分本位だから気をつけるようにと言われてしまい、変わろうにもどうしたらいいのかという状態です。

人付き合いが苦手であまり体力もないなりに、自分なりに頑張ってきたつもりでした。
体力がないため夜はほどほどで切り上げて休みたい。趣味も少しだけでもいいから触れていたい。そういうところが自分本位に映ったのだろうか?と考察しています。

そもそもこの業種自体がグループワークが多く、向いていないのだろうなぁとは感じているのです。
でもこんなにもグループワークのたびに苦しくなるのはもう嫌で、変われるのなら変われたらと思います。

長くなってしまってすみません。
どういう心持ちでいれば自分本位な性格が直せると思いますか?
また、中途半端な距離感にある他人と付き合っていく上で気をつけていること等あれば教えていただきたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の中の優先順位をつける!

質問読ませていただきました。

人は何でも完璧にこなすことはできません。何かを取れば何かが疎かになる。ですので、自分の能力や身体と、周りとの関係をみて上手にバランスを取っていかなければなりません。

まずは、お魚さんにとって一番大切なのはご自身の身体でしょう。どんなに他を頑張っても、自分の身体が壊れてしまっては元も子もありません。ですので、ご自身の身体の限界がどこにあるのかをしっかり認識しなくてはなりません。
そして、どうしても必要があるのならば、ご自身の身体があまり強くないことを周りに分かっていただく必要もあるのかもしれません。

そして、次に何が大切なのかは、自分でしっかり考えて優先順位を付けて下さい。
もしグループワーク(未来においてはお魚さんのお仕事になるのかもしれませんが)が大切だというのであれば、周りに迷惑をかけないように、自分の身体のことも考慮して考えなければなりません。
徹夜する体力もなくて、実力もとぼしいと分かっているのであれば、空いた時間に必死でスキルアップさせる必要があります。短時間で自分のやるべき事をできるような能力を身につける必要があるでしょう。
また、業種自体にグループワークが多いということであれば、それこそお魚さんの責任は重大になってきます。学生の時のように、「失敗したら叱られて終わり」というようにはいきません。
そのためには趣味の時間をもっともっと削る必要が出てくるかもしれません。

しかし、趣味の方が大切だということでしたら、今の職種を選択されている限り今の状態は抜け出せないでしょう。同じような失敗を繰り返しながら仕事を続けていくことになりかねません。
もしくは、もっと時間に拘束されない職種を選択するのも1つだと思います。そうすれば、今よりも趣味に割く時間を多くとれるかもしれません。

このように、自分が何を優先したいかをしっかり順位づけして、今何をすべきなのかをしっかり見直す必要があるでしょう。
自分のやりたいことを何でもかんでもやって、世の中を上手く渡っていくことはできません。何かを取るなら何かを我慢しなければならない、その中でしっかり優先順位を付けて自分を律しながら前に進んでいって下さいね!

お魚さんが、人生を振り返ったときに後悔されないような選択をされることをお祈り申し上げております。

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無余修(むよしゅ):専ら念仏を実践し、他の余計な修行をしない。
無間修(むけんしゅ):念仏をできるだけ中断しない。
長時修(ちょうじしゅ):長期間にわたって、つまり一生涯修行する。

この四修を参考に、
お仲間を尊敬し、あなたのやるべきことにできるだけ集中し、やるべきことを中断する時間を減らす。それらを長期間継続する、という意識を持ってはどうでしょうか。

また、他人の幸せを願う慈しみの心「慈」と、他人の悩み苦しみを想像するあわれみの心「悲」を、意識するのも大切だと思います。

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