とても長いです！　すみません。

子供の頃の話です。
私はませた子どもでした。大人のような口調で話し、わがままも言いません。

待望の一人娘だったから、両親は、私が幼くて愛嬌たっぷりの言葉と犬のように愛くるしい行動をとることをいつも期待していました。

親なら誰もが我が子のそれを期待するだろうし、期待されずとも、幼い子は愛嬌があるのでしょうが、私には愛嬌はなくて、両親の期待だけをひしひしと感じていました。

両親は、私が彼らの期待に沿う行動をとると喜び、そうでなければ、私に興味をなくしました。だから、それは子どもの私にとって、脅迫のようでした。私は世間で言われるかわいらしい言動をわずか3歳ほどで学び演技しました。両親のために。

家庭だけでなく、幼・小でもそうでした。私はわがままを言わないし、いろんなことを我慢するから、先生たちがクラスをうまく回していくための都合がいい駒でした。先生たちのために私は動きました。

そんな風にしてずっと誰かのために生きてきました。しかし、そうして私がその人ために生きてきた当のその人たちが、自分のために生きなさいとか、悩むなんて気持ち悪いとか私に言うのです。

彼らが、私が私自身のために生きることを許さなかったから、私は自分のために生きられないし、彼らが、私を彼らのために使うから、私は悩むのに、その当人たちが、そんなことを言うのです。どの口が言うのか。

怒りの感情がよくないことは知っています。自分の殻に閉じ籠った悩みだとも承知しています。でも、怒りの念がわきます。

よくわからなくなりました。
人のためにならないのに生きててすみません。悩んですみません。こんな人間が怒ってすみません。死んでなくてすみません。

助けてください。