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面倒臭がりな私とどう向き合うべきか

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自分の面倒臭がりに嫌気が差します。
普段はそこまで自己中心的な行動をとることはないのですが、仕事の人間関係でストレスを抱えることが多くなるとやらないといけないことをサボってしまいます。
サボるのが家事や役所での手続きなど、自分だけにツケが返ってくる内容ならそこまで罪悪感を持たないのですが、友達と行く旅行の計画など他人に影響する内容だと迷惑をかけて申し訳ない気持ちになります。
しかし、動くのも面倒で何もしたくない自分もいるのです。
そこまで大変でもないのだからさっさと片付けてしまえば良いと思うかもしれませんが、2年前まで8年間続いていた鬱状態から完全に回復しておらず、どうしても面倒に感じてしまい、後回しにしてしまいます。
8年前までは面倒でもこなせていたので元々できないタイプではありません。
最近は趣味も増え、仕事自体は前向きに取り組めているほうなので完全回復まであともう少しだと思うのですが、この状態の自分とどう向き合えば良いか悩んでいます。自分に厳しすぎて鬱状態になった過去があるので多少うまくできないことがあっても気にせず楽観的に考えるべきか、友人を無くす恐れもあるので他人に関わる内容に関しては無理にでもやるべきか、どちらが良いでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

すべては優先順位。そして責任ある行動を。

こんばんは。亀山純史と申します。

回答のタイトル通り、すべては優先順位によるでしょう。漠然と考えていては仕事はできません。今、何が重要で、そのためには何を最初にすべきなのか、という順位をつけてみましょう。そして、今の自分には難しい内容や期日の仕事があったならば、そのことを相手にちゃんと伝えるべきです。誰でも、すべてを完璧にこなせるわけではありません。でも、誰でも、責任ある行動はとらなければなりません。

以上が私からの回答になります。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
「正しい回答」はあなたのおっしゃる通りだと思います。

しかし、私が聞きたかったのはそれが正常にできない精神状態になっている場合の対処なのです。
人は誰でも間違えることがあり、できないことがあります。私がわからなかったのはその時の気持ちの折り合いの付け方だったのだと思います。

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