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死んではいけない理由

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

私は生きていたくありません。
でも、自殺する勇気がありません。
だから、病気とか事故とか殺人とかそういう事が起こらないかなと考えてしまいます。
自分で死ねないから、誰かに、何かにこの命を終わらせて欲しいんです。
私は頭がおかしいんだと思います。
でも、生きてる意味がわかりません。
だから、死んではいけない理由も分かりません。
毎日、毎日、ただ死なないから生きてる私に納得できる答えを下さい。
なぜ、死んではいないんですか?
なぜ、生きてないといけないのですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

変えるための善き因縁を、是非、仏教から学ばれてほしいです。

ポリンキー様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

生きてる理由も、死んではいけない理由も、生きる意味も、死ぬ意味も、それぞれの理由も、意味も、実は、実体としてあるものではなく、それぞれ意味、理由など無いと言えば無いのですが、もちろん、有ると言えば、有るのです。(勝義無・言説有)

もしご興味がございましたらにて、仏教を学ばれて頂きまして、「勝義無・言説有」ということについて、是非考究なさられてみて下さいませ。

さて、難しいことは脇にどけて頂いて、とにかく、それらの意味や理由には、必ず因縁、つまり、原因や条件があって、ポリンキー様もそのように思われている次第であり、また人それぞれにおいても、その人それぞれにおける原因や条件によって、色々と思われるのであります。人によっても異なるのも、経験や体験、思考、思想や信条、環境、立場など様々な原因や条件によっても変わってしまうからであります。

ポリンキー様が、絶望や虚無に陥られるのも、やはり、そのように至る何らかの原因や条件があるからであり、問題は、そのようになってしまう原因や条件を変えてあげることが必要となります。

変えるための善き因縁を調えるヒントが、仏教にはたくさんございます。

かく言う拙生も、かつては、虚無主義・悲観主義に陥ったことがございますので、ポリンキー様のお気持ちもよく理解できます。そこから仏教の修習によって、拙生は何とか変わることができました。

是非、この機会より、仏教について少しずつでも関心を持って学んで頂けましたら有り難くに存じます。

仏教の学びで分からないことがありましたら、いつでもhasunohaも頼って下さいませ。

川口英俊 合掌

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質問者からのお礼

コメントしてありがとうございました。
死に対する気持ち、その原因を考えてみます。

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