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責任逃れ

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

仕事のことでモヤっとしたことがありました。

同業者の方が途中まで段取りを進めていた案件を私にお願いしたいということでこちらに回してくれました。
案件の内容についてこちらで調べたところ、正直難しいだろうと思う内容でした。ですが、既に段取りがほとんど終わってしまっていてこちらから修正をお願いできる内容は枝葉の部分だけで根幹の部分はどうしようもない状況でした。
同業者の方に説明しましたが、とりあえずそれで進めてよとの回答でこちらのお願いは聞き入れてもらえませんでした。
こういう状況でしたので、仕方がなくこちらでできることをやって業者さんに依頼を出しました。

その後、予想通り業者さんからこれだと難しいとの回答をもらいその旨を同業者の方を通じてお客さんに伝えたところ、業者さんのところにお客さんが直接行って大暴れしていったと私のところに業者さんから呼び出しが入りました。(お客さんと言っても私たちと密接した業界です)

同業者の方を連れて謝罪に行きましたが、業者さんは私の状況を知っているので特段私を責めたりはせず淡々と話をされました。
しかし、同業者の方が「あのお客さんは勉強してないから」と言い自分には非がないと言わんばかりのことを言い出しました。
業者さんは「とりあえず、もう一回相談してみてください。」と言ってくれたので揉めずに済みましたが、帰り道に同業者の方から「今回の件であの業者さんは味方になってくれただろうからお前にとって良いチャンスだ」「これなら50%の確率で業者さんはやってくれるだろう」と言い出しました。

私からしたら、そもそもあなたがちゃんと内容を理解してお客さんにしっかりと提案していればこんなに厄介なことにはならずに済んだんだ!という気持ちですが、何も言う気になれませんでした。

結果的に私がちゃんと仕事をしなかったということで全面的に私が悪いということになりました。
それじゃああんまりだということで業者さんは何とかできるように検討してくれることになりましたが、モヤモヤした気持ちが晴れません。
業者さんも慰めてくれましたが理不尽やなって感じています。
世の中こんなことばかりだと思いますが、気持ちの切り替えがうまくできなくなってしまいました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仕事をしていると様々なトラブルが起きますね。今回の場合は、同業者から仕事を受けた時点で内容を精査し、業者と前打ち合わせしてから、同業者と業者とあなたと三方が一緒に客先に行き、内容の変更など打ち合わせをするのが良かったと思います。
立場的には同業者が元請け、あなたが下請け、業者が二次下請けという形になるのがいいでしょう。
あなたが誠実に理論的に客先の事情もよく理解しながら対応できれば、客先からあなたへの信頼度は大きく増したことでしょう。
とはいえもう過ぎたことですからね。
先ずは同業者に言うべきことはガツンと言いましょうね。同じことを二度とするなと。同じことになりそうな時はもっと早い段階で連絡してこいと。
まだこの件は終わっていません。むしろこれからです。
仕事が完了するまで同業者をあてにせずに、あなた自身で内容や工期を管理して、客先と業者と打ち合わせしながら進めていきましょうね。
今回の件で客先や同業者や業者からの信頼が増せば、今後の仕事の受注にも良い影響となるでしょうから、利益はあまり無くても前向きに考えていきましょう。
それにしても、50%の確率って、、、仕事はギャンブルじゃない!って言ってやりましょうね。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

三宅様、お返事が遅くなり申し訳ございません。
その後もいろいろ厄介でしたがひとまずは落ち着きました。
結局ガツンと言っても同業者の方の態度は変わることなく、相変わらずです。
これからはこちらで上手く流れを作っていくことにしました。
お返事を読ませて頂いて気付かされる部分もあり、今後の参考にもなりました。
本当にありがとうございました。

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