父が突然亡くなりました
心に大きな穴が開いたような心地です。
胸が痛いと救急車を呼んで、自分で乗り込み、救急車の中で母に見守られ心臓が止まりました。本人が生前望んだ通りのまさしくピンピンコロリと亡くなりました。
母や三人の弟妹や子供のことを思えば、目の前で大きな声で泣くわけにもいかず明後日の通夜と明々後日の告別式を思いながら一歩ずつ確実に準備を進めています。
私には小さな息子がいるため、病院での必死な蘇生場面に会えず母からの「お父さん、駄目だった…」という電話で死を知らされ、ご遺体として着替えた状態の父に会ったせいか再び起きて話してくれそうな気がしてなりません。このまま燃やしてしまうのが嫌で仕方ないのです。
父は子供が大好きで、離婚して実家のすぐ近くに帰ってからは毎週末息子と三人で近くのショッピングモールに出掛けたり、母も交えて大好きなうどんを食べに行ったり…この一年、「こんな幸せな老後が過ごせるなんて夢にも思わなかった」と言われていたせいか親戚などからは親孝行したねと言ってもらえるのですが、私個人としてはそんな夢のような日々がこの先も少なくとも息子が小学生になるくらいまでは続くものと思っていたんです。
冷静な笑顔で弔問客の対応をしながら、再び起きて欲しい!遺体として扱って手を合わせるのが嫌だ!燃やしてしまったら父が二度と目覚めなくなってしまう!と本当は一番子供のようなことを思っています。
父を天国に見送る為にこんな気持ちでは後悔が残ると分かっているのですが、どうしたら良いのか何かアドバイスを貰えたら嬉しいです。
死を脳が理解するのはどんな瞬間なんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お父様のご冥福をお祈り申し上げます。
さき 様
お父様のご冥福をお祈り申し上げます。合掌礼
さて、
「目の前で大きな声で泣くわけにもいかず」
人前をはばからず、弟妹や子供のことも気にせず泣いていいのです。
お父さんのために泣いてあげてください。
それによって、あなたの気持ちが、周りの人にも伝わって、気持ちが共有できると思います。またお子様へ優しい気持ちが伝わります。素直でいいんです。
「このまま燃やしてしまうのが嫌で仕方ない」
「再び起きて欲しい!遺体として扱って手を合わせるのが嫌だ!燃やしてしまったら父が二度と目覚めなくなってしまう」この思いをもって後悔が残るなんてありません。
愛する人が亡くなれば、そういう想いをもつものです。
お父様もそれが嬉しいし、安心されると思います。
叫びたいときに叫び、泣きたいとき泣いていいんです。
こんな時だからこそです。
哀しみの気持ちにフタをしないでください。
そして、少し冷静な時は、家族で親戚で、知人で、
沢山の思い出話をしてください。
楽しかった時、嬉しかった時、辛かった時、怒った時
沢山の思い出話を沢山の人として、癒しに代えてください
泣いてもいい、笑ってもいい、
ある場面では、自分の気持ちになり、お父さんの気持ちにもなって
沢山の感情を味わってください。
じっくり味わえば、感謝の気持ち、「ありがとう」の気持ちが深くなりますよ
そうすることで、お父様も安心されるし、さき様も心が落ち着くと思います
脳が死を理解するのも必要ですが、心がそれを受け入れることが大切です。
感情にフタをしない、泣くだけ泣く。泣き切る。
思い出話を沢山する。あらゆる感情を出していい。
試みてください。
合掌礼
真心を尽くしてご供養なさって下さい
拝読させて頂きました。
お父様が突然お亡くなりになられてあなたはショックと受け入れられない思いの中におられることでしょう。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お父様はあなたや皆さんと一緒に素晴らしい人生を幸せに生き抜いていかれたことでしょう。お父様がこれから仏様に導かれ心安らかになられますようにと心より仏様にお願いさせて頂きご供養させて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お父様は仏様に導かれ心安らかに旅立たれます。どうぞ皆さんとしっかりとお父様を思い今までの感謝のお気持ちと共にしっかりとお送りなさって下さい。
お父様は皆さんにとってかけがえのない方です。どうぞ真心を尽くしてご供養なさって下さい。
お父様はこれからもずっと皆さんを見守っていて下さいます。
悲しみや後悔は尽きないでしょうけれどもその思いをそのままお父様に手を合わせてお伝えなさって下さい。お父様は必ずあなたの思い皆さんの思いを受けとめて下さいます。
お父様とのご縁はこれからもずっと深まっていくのです。
どうぞこれからもよろしくお願いしますと思いながら真心込めてこれからの時間を大切になさって下さい。
再度拝読させて頂きました。
そうですか…あなたや皆さんの思いは必ずお父様に届きます。私も場所は違えども心を込めてお父様のご供養させて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
お言葉ありがとうございました。気持ちが整理出来てきたのか、今は感謝の感情が溢れてきます。
喪主をつとめることになった弟を支え、明日の通夜に臨みます。ご回答ありがとうございました。