仕事について
接客業をしています。
今の仕事はパートですが、働き始めて2年になります。
最近、クレームを良く言われます。
ちゃんと案内されなかった、言い方が悪い、などです。
言われると接客業に向いていないのではないか、仕事を辞めようか考えてしまいます。
一緒に働いている人に、こういう事があった、と話をしたら、イラっとすることもあるけど笑顔でいこう、と言われました。
気を付けて接客をしていますが、クレームがあったらどうしよう、と悩みます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を成長させてくれるアドバイスかもしれませんよ!
質問読ませていただきました。
人は完璧ではありません。やはりどれだけ気をつけていてもミスをすることもありますし、相手の意に沿わないこともあるでしょう。
しかし、だからといって、やはり他人からクレームを付けられるのは良い気分ではないですし、それに怯えてしまうのは当然のことです。
心中お察しいたします。
さて、働き始めて2年ということですが、かなり仕事に慣れてきたのではないでしょうか?
最初の頃は緊張して色んな事に注意していたのに、慣れが出てくると注意力が散漫になったり、ところどころ手を抜いてしまうものです。
そういう部分がお客さんの目に余り、クレームに繋がったということはないでしょうか?
もちろん、お客さんにも色んな人がいます。理不尽なクレームを付ける人もいますし、お客さんだからってむやみやたらに威張る人がいるのも事実です。
そういうクレームや迷惑に対しては、同僚のおっしゃるように「イラっとすることもあるけど笑顔でいこう」の精神であまり気にせず、上手に受け流してみて下さい。
しかし、「自分が悪かったな」とか「自分の不注意だったな」と思うクレームであるなら、それは自分を戒め、改善させてくれるためのアドバイスではないでしょうか?
「同じ失敗は二度としないぞ!」という気持ちで、心に刻んでみて下さい。その積み重ねで、ジャビさんはどんどん素晴らしい人材へと成長できるでしょう。
そして、これらのことは何も接客業に限ったことではありません。人間関係、ひいてはジャビさんの人生全般にわたって当てはまることなのです。
つまり、「自分に対する非難の言葉をどう捉えるか?」で、生き方というのは大きく変わってきます。
何か言われても私は絶対に悪くない、自分が正しいから変えるつもりはない、と全てを突っぱねる、もしくは落ち込むだけで自分を見直すことをしなければ、成長はそこで止まるでしょう。
しかし相手の意見に真摯に耳を傾け、「私にも悪い部分があったのかもしれない」と自分を見直すきっかけと出来るのであれば、それは必ず自分を改善する道へと繋がります。人間的にも大きく成長し、素晴らしい人物になり、周りに人が集まってくるような幸せな人生を送られることでしょう。
もちろん、明らかに理不尽なものは、上手に聞き流して下さいね。
何か少しでも参考にしてみて下さいね。