考え方
今、未来、何もかもが不安です。
「隣の花は赤い」と言うように、他人と自分と比べてしまう自分が嫌いです。
ニヒリズムに陥ってしまい、眠れない夜も泣いてしまう夜もあります。
偉人の格言・名言を片っ端から読み漁っては明日から頑張るぞって思っても、薬の様に一時の効果でしかないです。
数日後にはまた病んでしまいます。
家庭の事情や持病や人間関係の事もあり、頭がパンクしそうです。
どの様な考えを持ち、生きたら少しはマシになりますでしょうか。
明日が来なければ良いのにと思ってしまう自分が怖くて仕方ないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
己の寄る辺
拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちをこころよりお察し申し上げます。
今のあなたのおかれている状況や人とのご関係について少し離れてみましょう。
そして心を休めてみて解放してみるよう心掛けてみて下さい。
ゆっくり己自身を休めて心を安定させてみましょう。
あなたにとって一番大切なのは、大事なのはあなた自身です。周りの方ではありません。
一番愛おしくかえがたいのはあなた自身です。
同様にそれぞれの方々にとって自分が一番大切であり大事なのです。
明日を考えるより先ずは今このひと時ひと時のあなた自身を大切に生きて下さい。
あなたは様々なことを感じることができます。
喜びも楽しみもあり、悲しみも苦しみもあります。
そう実感している自分がいていろんな出来事に巡りあい、様々な経験を通して発見し自ずと学んでいっている今の自分がいます。
今刻々と進んでいく時を刻んでいる自分がいます。
そんな今、自分を大切になさってください。
お釈迦様のお言葉「自燈明、法燈明」があります。
本当に大切な自分を自らの燈火(ともしび)として寄る辺(よるべ)として正しく生きていくこと
真の真理や教えを燈火(ともしび)として寄る辺(よるべ)として頼りとして生きていくこと
それが大事だとお釈迦様を教えて下さっています。
あなたは自ずと沢山の方々やものごとに支えられて今生きています。そして沢山の方々やものごとに育まれながらこれから寄る辺となる自分が少しずつ少しずつ成長を続けているのです。
疲れた時や頭がいっぱいいっぱいになった時には休み心も少しでも解放して下さい。
そしてあせらずに今生きている自分目の前のことを見つめ直して下さい。
あなたが心身ともに豊かに成長なさっていかれ充実した毎日を送り、真理を知り学んでいかれ己の寄る辺となる確かな自分を確立なさっていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。