溜まっていくマイナスな感情
辛い悲しい感情、仕事結婚健康お金など将来へのあらゆる不安な気持ち、自分という存在の虚無感、と挙げたらきりがないですが、こういうマイナスな感情が消化できず、それはいつも心のどこかにあり続けて前向きに生活することができません。
人に言われて傷付いたことや悲しいことをなかなか気にしないでいるとか忘れることができず、いつも思い出して頭の中でぐるぐるしては、私はダメなんだと悲しくなります。
職場では必要とされているし、外でも人と明るく賑やかにやっているし、エネルギッシュだと思われている方だと思うし、それ以外も全体的に見て実際は人としてダメな人間ではないです。それも分かってはいます。でも内心は溜まっていくストレスや悲しみや不安が消化できずいつも押しつぶされかけています。解決できることは改善していきますが、自分ですぐにはどうにもできないことは生きていてたくさんあります。
どうしたらこういうマイナスな感情に打ち勝って前向きにいることができるのでしょうか。常にマイナスな思いが頭の片隅にあり続けて、当たり障りのない、平常で、疲れないことしか選べない自分に疲れます。もっと前向きな気持ちで存在していたいです。
こんな具体性のない質問で申し訳ありませんが、アドバイスいただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の弱さも認めて、乗り越えていきましょう!
質問読ませていただきました。
マイナスの感情を上手に消化できずに、心に積もっていってしまうのですね。
心中お察しいたします。
さて、マイナスの感情に打ち勝って前向きに進むことも、たしかに大切な事です。
しかし大事なことは、そういうマイナスの感情を持ったり溜め込んでしまう自分も含めて、自分という1つの生命を構築しているということです。
つまり、自分の悪いところを否定するのではなく、まずは認めてあげてください。マイナスの感情を溜め込んだり落ち込んでしまうこともあるけど、仕事も人間関係も頑張ってきた自分をしっかり認めてほめてあげましょう。
なぜなら、自分の1番の味方は自分です。辛いときも悲しいときも楽しいときも、周りの感情や評価に振り回されるのではなく、自分自身をしっかり認めてあげることができれば心は安定して落ち着くでしょう。そして、周りを気にして自分の弱い部分を溜め込み、一人で落ち込むということはなくなっていくはずです。
言葉を換えれば、「自分のことを好きになる」ことが大切だということです。
ですので自分の弱さを認めつつ、直していこうと思う部分は少しずつ直していけばいいのです。その作業を焦る必要はありません。時間がかかったとしても、ほんの少し進歩した自分がいれば、また頑張った自分をほめてあげて下さい。
その作業の繰り返しが必ず実を結び、気づかないうちにもっと素敵な人間へと成長しているんですよ。
また、自分一人の力だけで世の中を切り抜けていくことは難しいので、自分の弱さや本音をさらけ出せるような友人を作ることも、人生では大切な事です。
大福さんは今まで色んな人に出会われたでしょうし、これかも出会っていかれるでしょう。そのたくさんの人間関係の中で、「一生の親友だ」と思えるような人物を見つけてみて下さい。
そのためには、ときには自分の心を開き、弱さも素直に見せることも必要だと思いますよ。
何か少しでも参考にしてみて下さいね。
質問者からのお礼
藤川様
ありがたいお言葉ありがとうございます。
親友と思える友人はいますが、その方が結婚して妊娠して少し田舎の方に引っ越して子育て中でと、環境の変化でなかなか会えなくなってしまい、会ってもあまりマイナスな話は避けようと思うようになり、言われてみれば今は本心で話せる友達が居ないかもしれないです。人に自分の話をするは、ふざけた話くらいしか言えません。人にどうこう思われたり言われることが嫌だからです。こんな自分を変えなくてはなりませんね。