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あ"~!!!

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有り難し有り難し 13

先日、選挙がありました。

政治には関心があり、これまで皆勤賞です。

でも、私の生活環境らしく(?!)、選挙日当日に決められた場所での投票経験はなく、毎度、わざわざ車で行く期日前投票。

今までそんなことはなかったのですが、今回初めてある不可解な現象が…

それは…

まずは市議会議員から。12名中、投票したい人が2名いましたが、最終的に自分がお世話になっている方を選び記入しました。

次は県議会議員。4名候補者がいましたが、「この人!」と思える人がどうしても決めきらないまま、記入場所に立ちました。

確か、考えても考えても決まらなかったはず。

なのに、4名の名前等が書かれた目の前の貼り紙を見て、とっさに2名を排除、残り2名から1人の名前を書くことになりました。

何故、そうなったのか?

帰りの車の中でも家に帰ってからも「何でかな…」と考え続けていました。

が!パッとひらめいたのです!
気付いてしまったのです!
何故とっさに2名を排除したのかを!

私は幼い頃から、選挙がある度に両親の「◯◯党と△△党は嫌い!」「絶対に入れない!」という会話を聞き続けてきました。

何かしら理由はあるのでしょうが、両親は「嫌いなものは嫌い」という思い込みが激しい。

ずっとずっとずーっと、私はその会話を聞き続けて大人になり、選挙権を持ち…。

でも私は、例えば決まった党とかはなく、毎回、マニフェストを参考にしたりして、清き1票を投じてきました。

結構、真面目に積極的に、きちんと「人」を選んできたという自信があります。

でも、今回は時間的に「この人に入れたい!」とじっくり考えられないまま、両親のお出かけ事情に合わせて期日前投票の会場に連れて行かれてしまい…

何故か4名→2名に絞ってしまい…
残り2名から1名を選ぶかたちになりました。

そうなんです!
もうお気付きでしょうか?

そうなんです!
その通りです!

両親に逆らえない私がここにいます!

選ぶのは自由で、選挙権に縛りはなく、自分の権利を主張して良いもの。

なのに、決めていなかったら、自然と両親の教え(!?)が私をそうさせたのです!

◯◯党と△△党は嫌い!?
絶対に入れない!?
じゃあ2名は選択外だな!?

あれ???

・・・

何故私はこんなに両親に逆らえないのでしょうか?

情けないぐらい従順です。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それ大事!

「あ"~!!!」と叫んでおられますがそれ大事です。凄く大事なとこです。

より正確には「両親に逆らえない」ではなく「何にも影響されない絶対的な自由意志などない」です。

だから成功も失敗も良いも悪いもないのです。

この件は今、気にかかっているご両親とのことをピックアップして考えてしまいましたから「両親に逆らえない!あ"~!!!」となってしまいましたが、何にも逆らえないのです。

いや、逆らうも逆らえないもなく、その時その場では確かに豊島さんが「相対的自由意志」として選択したのです。だからそれがベスト、というかそれしかない。色んな経験・境遇・環境…全てのご縁が結実した唯一の選択がそれだったのです。

だから自分を責める必要も驕る必要もない。

後は今これからまた縁をととのえていくのみ。事実を事実として受け止めるのみ。

今回それに気づいたのですから「それもまたよし!」としておきましょう。今の気づきと受け止めが過去の全ての選択への頷きを与えてくれますよ!

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

吉武文法様、お返事ありがとうございます。

今回、初めて「あ"~」と思った自分に気付き、どうしたら良いものか?と思い、こちらに相談させていただきました。

これでいい。

そうなのですね、これでいい。

私の中では驚きでしたが、これでいいとおっしゃって下さり、また具体的なお言葉もいただき、安心しました。

大切な気付きですね…

自分が少し自分らしくなれた気がします。

下がって下がって下がって…そして、一歩前進。

これでいいということを大事にします!

どうもありがとうございました!!!

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