母の再婚について

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有り難し 11

母(50代)が再婚することになりました。
相手は関東在住のシングルファザー(50代)です。(当方九州在住)
母がGW等長期休暇の際に会いに通っています。
わたしは、その彼と母がどのようにして知り合ったのか、その彼がどのような人なのかあまり知りません。

わたしの祖母や伯父母も再婚に賛成しているわけではありませんが、今は母が何を言っても聞き入れない状態なので、口を挟まないようにしている状況です。

今月末、両家顔合わせする予定です。
母は、顔合わせの後先方の家族と宿泊する予定ですが、わたしも一緒に宿泊しないかと言っています。
顔合わせは参加する予定ですが、わたしも仕事や予定があるし、何より再婚にすごく賛成しているわけでもないので、宿泊までもしたくない気持ちがあります。

会ったこともない彼の2人の息子と母と、なぜわたしが一緒に泊まらなければならないのかという怒りに近い気持ちもあれば、
母の気持ちを考えると祝福してほしいだろうし、母にとっての家族はわたししかいないので、そんな日くらいは一緒にいてほしいというのも分かります。

わたしは母のことを考えると今まで母子家庭で育ててもらい、幸せになってほしいし老後に同じように年をとれる人がいればいいなあという気持ちもありますが、この歳になって仕事を辞め、家族と離れるまでしてしないといけないことかなと疑問もあります。

相談事項は
①顔合わせ後の宿泊はした方がよいのか、、、
②どこまで母を応援してよいのか、、

です。
分かりにくい点も多いかとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

やまかな女性/20代

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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正直な気持ちと大人としての気持ち

　お母さまの再婚、あなたが受けとめに迷われる複雑なお気持ち、お察しします。親の再婚って、「祝福しなくては」という理性的な気持ちと、何だかなあ、みたいな子どもとしての素直な気持ちが絡みあって、まとまりませんよね。
　たぶん周囲の方々にもとまどいがあると思います。でもそれはそれで自然な反応です。

　ではお母さまはいかがでしょう。50代という年齢に入り、縁あって知り合い、再婚したいなあ、と考える。これもまた、長い人生のなかで自然なことですよね。あなたが存在するように、相手の方にもお子さんがいらっしゃる。
これは安心にもつながります。何よりも未知の不安がある人生後半を共に生きていきたい相手ができた喜びと、いつかは独立していくあなたとの日々から、新たなスタートへとシフトできた訳です。

　すべては本当に自然な流れなんですが、
あなたは母を応援するべきか、というより、自分たちから離れてまで再婚したいの？という、ちょっと納得つかない立ち位置ですね。顔合わせの宿泊についても、たぶん気持ちの拒否感からきていると思います。
　
　今まであなたを育て、あなたを立派な文章が書けて、しっかりした人にしてくれたお母さまの実りある人生を後ろから応援しませんか？
お母さまには、率直な迷い、今は理解できないことを素直に話してよいと思います。まず子どもとしての気持ちは理解してもらって、あとは、一人の50代女性のスタートとしては祝福したい気持ちも伝えて下さい。
　顔合わせの宿泊は、気持ち的に無理なら、「宿泊はまだちょっと気持ち的に無理だからは顔合わせだけね」でもよいと思います。無理してもよい結果にはなりませんから。
また応援については、再婚おめでとう、いい人生にしてね。という気持ちで十分だと思います。あなたのことばの裏に「私を捨てて行くの？そこまで？それを応援しないといけないの？」という心の叫びがみえます。あなたを捨ててではなくて、お母さまとしてはあなたを含めての気持ちがあるのだと私は思います。「はい。私は寂しいけど、再婚生活、頑張ってね。」と深刻にならないで軽く送り出せたらベストです。

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