祖母のお通夜
先日、連絡を受けて一人暮らしの首都圏から帰省して数日後、実家で在宅介護中だった祖母が危篤になり、
老衰のため亡くなり、家族みんなで看取りをしました。
家族葬(自宅葬)だったのですが、お通夜の日私は、頭痛や吐き気などが酷く、1日体調が優れず別室で寝込んでいました。
喪主を務めた父や、母、他の親族も「無理しなくて良い」と言ってくれて寝ていたのですが、自分の中で後から祖母に対して申し訳無く感じてしまいました。
亡くなった直後のエンゼルケアを看護師さんと行ったり、枕勤め、葬儀、火葬の際はきちんと手を合わせ祖母に感謝を伝えました。
兄妹の中で私1人だけ実家を出て首都圏で一人暮らし、土日固定休み等では無いため、今後も法事など参加出来ない可能性がある…と思うと申し訳無く思ってしまいます。
帰省した際などには、仏壇に手を合わせ、行ける時にお墓詣りするのは当然かもしれないですが、やろうと思っています。
それだけではなく、頻繁に帰省できない分、離れていても仏様に出来ることは何がありますか?
またお世話になった祖母なのに、お通夜の場に居れなかったことは失礼ではないのでしょうか?
教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
祖母の人生を、あなたの人生に生かしていくことです
お寺の立場からも、なるべく家族親族が集まって、中陰供養や一周忌三回忌してあげてほしいなあと思ってます。しかし、ご質問にもありますように全部の方の休日が土日というわけにはいきません。シフトを調整してもらうのも難しい場合も多いようです。タイミングが合わないことも多いと思います。
祖母からやさしさをいただいたなら、自分も優しい人間になろうと決意し、周囲にやさしさを分け与えることです。祖母から自分を律することの大切さを教わったなら、日々自分を律し、その姿を祖母に見ていただくことです。そして、帰省の折にはお仏壇やお墓で「おばあちゃんからいただいたものを大事にし、頑張ってます。」と報告してあげてください。
都合がつかなくて法事に出れないときは、お水とお茶だけでもいいですから、おばあちゃんにお供えし、御実家の方に向かって手を合わせてあげましょう。
祖母さまの死を通して仏縁を大切にされる事が大事です。
御質問有難うございます。まずは、祖母さまの訃報に接し心からお悔やみ申し上げます。
本当にお通夜において、体調を崩されて大変でございましたねぇ。お通夜にお参り出来ない御縁は必ず生じますよ、葬儀や火葬等に参列されておられるので、決して心配する事は無いと思います。祖母様の死に対して、いかに仏縁に会わせて頂く事の大切さを感じて頂く事が大切ではないかと思います。今後首都圏には多くの宗派の本山や別院がございますので、そちらに足を運ばれてお参りをされてはどうでしょうか。また実家に帰られた時はきちんと御仏壇にお参りされる事が大事だと思います。こうして仏縁を大切にして頂く事は大事だと思います。合掌
質問者からのお礼
堅田正樹 様
回答ありがとうございます。
帰省できない時は、別院に行く、帰省した際は仏壇に手を合わせるなど、自分の出来る範囲で仏縁を大切にしようと思います。
吉田俊英 様
回答ありがとうございます。
祖母から教わったことを大切にしていきます。
帰省できない時でも、手を合わせること、
帰省の際は、祖母に笑顔で報告し、手を合わせられるようにこれから生活していきます。