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左利きの息子達

回答数回答 3
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悩んでいます。

私には小学3年生と1年生と1歳の子供がいます。
私と妻は右利きなのですが、子供達は全員左利きです。

この間、あるお寺にお参りに行った時にそのお寺の住職さんが、
「右手は神・仏の手」 「左手は不浄の手」
と仰っておられました。
なのでご飯を食べる箸を持つ手は全ての生き物の命に感謝する意味を込めて右手で箸を持って頂きましょうと仰っていました。

ですが、息子達は左手で箸を持って食べています。
その話を聞いてから箸を持つ手を右に治した方がいいか悩んでいます。

よろしかったら助言よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どうぞ そのままで。

左利きは昔は矯正されましたが
今はそのままで育てることが多いので
若い世代の左利きは多いように感じます。
確かに少数派ですから
道具なり作法なり筆記なり
不便なところはありますが
矯正するほどでもないように感じます。
私の娘も左利きですが
そのままにしています。

お箸を持つ手だけでなく
ご飯を入れる器を持つ手にも
全ての生き物の命に感謝する意味を込めて
しっかり器を持って頂きましょうと言いたいです。

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おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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たなごころ。

直さなくてもいいと思います。

伝統的に
右手で食事をいただくのは
修行道場の作法ではたいせつな意味を持っています。

私も元々左利きだったそうですが
幼いころに祖母が右利きに直したと言っていました。
(足は左利きのままでした。気づかなかったようで。)

宗派や道場によっては規律が厳格なところもあり
そういった決まりが根強く残っている場合もあります。

それはそれで大事なことだと
私自身は考えています。

しかしながら
それをもって
左利きが劣っているとか、間違っているとか、
差別的な意識が生まれるようでは
意味がないと思います。

おっしゃいますように
生き物のいのちに感謝するという
心掛けが、本来でありましょう。
それは
右利きでも左利きでも
むしろ右手も左手も無くても
みなひとりひとりが神の手、仏の手で
食事をいただくのがたいせつだということだと思います。
心安らかでいられるために。

最近は減っているそうですが
「手を見ればその人が分かる。」という職種の人がいます。

私たちの両手が
神の手、仏の手になっているかどうか。
悪魔の手先になってやしないか。
その住職さんは
手の使い方を日々、見つめなおしましょう、と
おっしゃってくれているのではないかと思います。

食事をより楽しく
より安らかに。

日常をより快く
より穏やかに。

普段、あまり気にも留めませんが、
手や指にも心を込めると
そんなふうにいられますよ、と
教えてくださっているのではないでしょうか。

『掌(たなごころ)をもって安穏快楽(あんのんけらく)となす。合掌。』

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おきもち

吉井浩文
Buddhism. knowing what it actually i...
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大丈夫です。由来をググってみてください

ご相談拝読しました。不安にさせてしまい申し訳ありません。

左利きはスポーツ界では貴重な存在ですし、その子本来のままでよろしいかと思います。

仏教では本来は〇〇が不浄で△△が清浄というような考えではなく、むしろそうした見解を超えていく教えです。

ある面でそのような表現をされる場合はそれは象徴(たとえ話)や、方便(手段・手立て)であり、真実に導くための仮の表現と捉えればよろしいかと思います。

さて、右手が清浄で左手が不浄というのはインド地方の文化です。起源は分かりませんがイスラム教やヒンドゥー教でもそのようです。

インドでは右手で素手で食事をし、左手は排泄の際に処理に使用していました。(現在もかどうかは私はわかりません。)

なのでその文化の文脈にそって左が不浄と「表現」されるわけですね。

現在、とくに日本においては重要なのはそこではなく、その左手を右手と合せて合掌するということでしょう。
右手を清らかな仏の心の象徴とし、左手を迷い深い私たちの心の象徴として、その二つを合わせるのが合掌です。

あくまでも仮に「象徴」としているのですから、実際に左手が不浄というわけではありません。

僧侶の発言は良い意味でも悪い身でも影響力がありますから注意しなければいけないなとあらためて感じさせられました。

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

ググってみてようやく理解することが分かり安心しました。

息子達には食べ物への感謝する事(命を頂いてる事)をきちんと教え、私も日々の手の使い方を見直してみようと思います。

ありがとうございました。

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