整理整頓ができない人間
こんにちは。
私は整理整頓ができません。物を捨てることが苦手です。取っておいても仕方ない物ばかりなのに、捨てられません。
世の中には、片付け、整理整頓、断捨離、ミニマリスト、そういった本があふれています。私自身かなり本を読みました。感銘は受けるのですが、実行に移せないのです。片付けられないのは、自身がそれでいいと思っているからだ、と書いてある本もありました。
家族に迷惑がかかりますし、自分自身このままは嫌です。
年齢的に厳しい夫婦なのですが、双方の両親の近くに移住を考えています。生活そのものを小さくしたいので、今のうちに物を減らしたいのです。
どうしたら変わることができますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去をスパイスに今を生きて未来へ向かう!
質問読ませていただきました。
愛着のあるもの、大切なもの、なかなか捨てられないものです。
本なんかを見ると、「いるものといらないものに分けろ」なんてアドバイスもよくありますが、自分にとっては「全ているもの」なんですよね・・・
心中お察しいたします。
さて、私自身はものを溜め込むとは真逆で、積極的にものを捨てたくなる人です。
ですので、参考になるか分かりませんが、私の考え方を少し述べさせていただきます。
まず、ものを溜める理由は「自分にとってプラスになるから」です。思い出のあるものは、その思い出が自分を癒やしてくれるし、活力をくれるからでしょう。思い出の無いものは、「いつか必要になるかも・・・」と考えるからです。
どちらにしても、自分にとってマイナスになるであろうものは、きっと残さないでしょう。
しかし、その残しているもののせいで、結局自分は苦しめられます。捨てなきゃいけないのに捨てれないという悩みが常につきまといます。周りに迷惑をかけるかもしれない・・・と常に怯えに襲われます。
自分にとってプラスになるために残しているのに、それが結局はマイナスになる・・・つまり目的が手段によって潰されてしまっているのです。この本末転倒ともいえる矛盾をしっかり自分で見つめてみて下さい。
また、思い出のものというのは、自分を癒やして今を生きる活力にしてくれます。しかし、思い出に捕らわれてばかりでは、未来に進むことは出来ません。
たしかに思い出のものがあると、具体的にその思い出に触れることが出来るかもしれませんが、どうしても過去に捕らわれがちになります。しかし、思い出というのはものが無くても忘れるわけではありません。普段は表に出てきませんが、心にしっかり刻まれていて、何か縁に触れる度に思い出されて自分を癒やしてくれます。
また、「思い出補正」なんて言葉もあるように、ぼんやりした思い出の方が自分の中で美化されて、より自分を癒やしてくれたりもします。
思い出のものが無くとも、思い出は色んな場面で自分を癒やして活力をくれることを知って下さい。
我々は過去に捕らわれるのではなく、「過去をスパイスに、今を生きて未来へ向かっている」ということを忘れずにいて下さいね。
何か少しでも参考にしてみて下さい。
bmj BMJ 様 相談ありがとうございます。
整理整頓、私も苦手ですが、あえて自分の為にも回答させていただきます。
まず一つ目、
整理整頓のできない自分を否定しないことです。
声に出して、こう言ってみましょう。
「私は整理整頓ができません。苦手で嫌いです。
でも、そんな私を私は好きです。どうかそんな私を好きになってください」
と、ひとり何度もつぶやくだけでなく、ご主人や家族に、友達にアウトプットしてみてください。そうして、ご主人や、家族や友達から、拍手をしてもらって
「よく言えたね、素晴らしい、大好きだよ!!」と何度も言ってもらいましょう。
演出していいので、やってみてください。
でも、自分でも好き、ご主人も家族も友達も好き、と言ってもらったら、
自分を否定していたものが、自分を肯定的にみれて、
整理整頓の意欲が沸いてきます。
『自分を好き』『肯定する』これがお薦めです。
そして二つ目
整理整頓が出来たとしたら、あなたの思うとおりに出来たとしたら
どんな素晴らしい事が起こるのでしょうか
自分はどんな心地?どんな感じ、身体の感じは?心の感じは?回りの雰囲気は?
それをありありと、実現したように想い、体感してみてください。
充分に体感したら、ご主人や家族にどんな良い影響があるのかも想像してみてください。
これも沢山想像して、家族の暖かい雰囲気、笑顔を感じてみてください。
この感覚を味わったら、
今できる整理整頓を疲れない程度の少しにして、その少しを終えたら、
先ほどの出来た時の喜びの感覚・体感を思い出し味わいましょう。
こうして、無理のない少しの整理整頓を、いつも気持ちよく終わらせていくのです。
『モチベーションを上げる』そして『喜び』です。
どうですか、やってみませんか?未来が輝きますように、ご祈念申し上げます。
お読みいただきありがとうございました。
参考までに
一礼
質問者からのお礼
回答をありがとうございます。
なんだかほっといたしました。
できる範囲で自分を追い詰めずに、頑張ります。