消えてしまいたいです。
私の現在はプロフィールでご紹介した通りです。
欠けてる部分は主人は「抗癌剤をすれば治ると信じてしまっている」ということなのです。
治らないわけでもないんです。私には現病歴、それも難病を抱えた上の抗癌剤なので可能性が低いということなんです。
賛否はあると思いますが、それを言わないでくれた主治医の先生には感謝しています。
なぜなら主人は私の死を私より怯えているからです。
詳細は割愛させて頂きますが、今までのお世話になった先生で一番お若いけど、一番熱意を感じ「この先生を信じた私を信じて頑張ろう」と思いました。
ただ将来、この先生に辛いことを言わせなければならないかもしれません。(それは仕事をと言われれば終わりですが)
そして主人には辛いことを聞かせなければならないかもしれません。
「死にたい」と思いました。けれど自殺は周りの人の心に甚大な傷を負わすことになると、こちらで勉強しました。だったら「消えたい」と今度は思うようになりました。先生にとっては私は一患者だから大丈夫。主人には暫く辛い思いをさせると思いましたが、郵送で離婚届を送り、どうか別の人と幸せな人生を送って欲しいと思うのです。
以前ハスノハにて「あなたの命は仏さまからの命」というお言葉を頂きました。私は仏さまにお叱りを受けても、思います。
私の命より、どうしても私を支えて下さった方々の幸せを尊重したい。
抗癌剤の副作用も辛いです。
でも遺されてしまう人たちのことを思うと、もっと辛いです。
よく「辛いときは辛いと言いなさい」と仰せの方がおられます。
なぜだろう性格の問題なのか、それが言えません。バカですね(笑)
副作用に苦しむ私を支えていれば、未来は開けると信じている主人が不憫でなりません。
「癌患者の家族は第二の患者」とも聞きます。
もう充分辛いはずなのに、これ以上、追い打ちをかけるようなことをするのが辛い、本当に辛いです。
きっと正解は「伝える」ことなのでしょう。
でも、残酷に思えるんです。
今、私が主人に出来ることは最後まで癌治療から逃げなかったということと、明るい表情を見せるだけ。「最期まで幸せそうなのが救いだった」と思ってほしいからです。
お坊様の目から私って、どんなに映るでしょうか?
忌憚のないご意見をお聞かせ下さい。本当はお聞きしたい内容すらまとまらないのです。お願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
甘えることが、ご主人の心を支えることにもなりますよ!
質問読ませていただきました。
大変な病気と闘いながらも、遺された方達のことを心から心配して案じておられる。
本当に頭が下がる思いです。
さて、猫大好きさんのご主人のお気持ちですが、本当のところは本人にしか分かりません。しかし、私が大切な人を支える立場になったら・・と考えて意見を述べさせていただきます。
もちろん本人が快復するのが一番ですが、万が一亡くなってしまった場合、やり残したことがあれば必ず一生後悔するでしょう。あんなことしてあげればよかった、こんな言葉をかけてあげればよかった・・・と心に残ります。いつも笑っていたけど、本当は辛かったんじゃないか・・・と思い悩んでしまいます。
このことを踏まえて、何らかの手段でご主人の前から「消えて」しまったら、ご主人はどう思うでしょうか?一時は辛いけど、そのうち立ち直って新たな人と幸せに暮らすでしょうか?
私はそうは思いません。「何故いなくなってしまったのか?自分の存在が重荷だったのか?何か至らぬ点があったのか?」そういうことを延々と自分に問いかけながら、答えの見つからない迷路に迷い込んでしまいます。ひょっとしたら、一生立ち直ることは出来ないでしょう。
また、残酷だからと言って真実を話さないまま亡くなることがあれば、「自分が頼りないから、妻は全て1人で苦しみを抱えていったんだ・・」と、激しく自分を責めるでしょう。むしろ、後の人生を考えるのであれば、その方が残酷かもしれません。
ですので、「自分の死後にご主人が出来るだけ思い悩まないようにしたい、生きている間に恩返しをしたい」と思うのであれば、ご主人が心残りがないようにしてあげることです。
今は辛いけど妻を一生懸命に支えることで、少しでも後悔の気持ちはなくなるでしょう。
笑顔ばかりではなく、たまには弱いとこも見せてあげれば、「自分の事を信頼して頼ってくれた」と少しでも心は落ち着くでしょう。
つまり、たまには甘えることが、ご主人の心を支えることにもなるんですよ。
また、それが猫大好きさん自身の心も落ち着かせてくれるでしょう。
きっちりとお互いの気持ちを確認し合い、お互いに支え合うことが大切です。
そして少しでも心をすっきりさせて、快復に向かって夫婦で歩んでいってください。
悩みは治療の大敵ですよ!
何か少しでも参考にしてみて下さいね。
私なら伝えてほしいですが…
ご相談拝読しました。3年前にも回答のご縁をいただいておりました。
ずっと闘病してこられたのですね。ご本人にしかわからない辛さがあるのだと思います。私には想像するに余りあり、本当に頭が下がる思いです。
そして、辛さを抱えているのはおっしゃる通りご主人もそうなのでしょう。
>「癌患者の家族は第二の患者」
たしかにそうなのでしょうね。
そのようにお互いに本人しか分からないものを抱えているからこそ、ありのままの思いを伝えあっておきませんか?
東日本大震災で突然にお連れ合いを亡くされた方は、「何よりも辛いのは本人の気持ちを想像するしかないこと。けれど想像しようにも手掛かりがあまりにも…。私の事はどう思っていたのだろう」と語っておられました。
老も病も死も私たちが避けることのできない厳然たる事実です。たとえ残酷であまりにも厳しい事実だったとしても、けして隠したりごまかしたりされるべきものではないのだと感じます。
もちろん何をどう伝えるかはご本人の選択です。ですが、最後の最後まで本当の気持ちを伝えないとしても、ならばせめてお手紙などに書き残しては…ともご主人のお気持ちを察するに思わされます。
バカでもいいじゃないですか。
辛いと言えないなら言えないで、その言えないという悶々とした気持ちを言葉にならない言葉のままぶつけてもいいじゃないですか。
病とも、パートナーとも、あなたなりのお付き合いの道を全うしてください。
質問者からのお礼
藤川誠海様
主人に言ってみました。
精一杯、言葉を選んで慎重に言ったので、パニックになったりはしてませんが、
どうやら事実を受け入れる、なんて言うのか「心の体力」が主人には無いようです。
どうやらまだ暫くは私、主人の心を支えていかなくてはならないかもしれません(^-^;
とても温まるお言葉を頂いたので、もしまたお報せがあったらメールさせて頂くかもしれません。その時は見て頂けると嬉しく思います。ありがとうございました。
吉武文武様
またお世話になりました。
軽~く思いをぶつけたら簡単に壊れそな壁なので、そっとしておきました。
思いはもう残してあるのです。でも傷を少しでも浅くするために、もっといっぱい書いておこうと思います。本当にありがとうございました。