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自傷行為が止められません

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自傷行為が止められません。
13歳頃から始まり、現在も続いています。
自分の指の皮を剥いてしまうという行為です。

色々なサイトで検索し、対策を打ってきました。指の皮を剥きたくなった時の心境をノートに書いてみたりしてストレスの原因を探ろうとしましたが、頻度が高すぎて原因が分かりません。

ネイルをすれば、ネイルが取れてほしくないという思いから止められるかもしれないと思い、ネイルもしました。今もしていますが、あまり意味はありません。

「これで最後にする」と何度も思いましたが、いつも最後にはできません。

指の皮を剥くと、剥いたところはデコボコしていまいます。すると次は、そのデコボコしたところを平たくしたくて、また剥いてしまいます。
親指は、指のひらまで皮がめくれています。
親指の爪の両側は、常に赤くなっています。
皮を剥いてしまう指は、両手全部の指です。

人に物を渡す時、こんな自分の手が本当に恥ずかしくて何度も止めたいと思ってきました。でも、剥きたい気持ちにどうしても負けてしまいます。
周りの人に「手、どうしたの?」と聞かれた時は、洗剤やアルコールに負けている。と伝えていますがきっとバレています。

どうしたら止められるでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

少しずつ離れてみてくださいね

拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちがどうしてもそのことに向いてしまってやめることができないのですね。
それには様々な理由があるかとは思います。

とはいえ今はまずはそのことをしばらくあなたの心から手放してみるよう心がけてみてください。別のことに向き合うようになさって下さいね。

あなたの心身は恵まれて頂いたものですからどうかご自分を大切になさってくださいね。

また一度専門医にもご相談なさってみても良いかと思います、あなたの状況を確認する為にも一度診断を受けてみても良いかと思います。

いずれにせよ今あなたが執着してしまうことを心を楽になさり手放してみてください。そこから離れてみてくださいね。

最初はどうしてもつらい時もありますけれども少しずつ離れていく中でいずれは手放すことができますからね。

そうしてしばらく経つとなんでこだわっていたのだろうとふと思う時が来ますからね。

あなたがそのこだわりから離れて心穏やかに安心なさって毎日をお過ごしくださいますようにと心よりお祈り申し上げます。

はい、あわてず心穏やかに、人生いろんなことがありますからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
し続けるか、完全に止めるかの2択しかなかったので、少しずつという言葉をかけていただいて、少しずつでいいんだとちょっとだけ肩の荷が下りた感じがします。
恵まれて頂いた心身、大切にしたいと思います。
少しずつ、離れていけるようにしたいと思います。

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