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死に対する考え

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

 万物は生成発展する。万物が変化するという大きな掟には、どうしても抗することができない。われわれ人間の意志がどう働いても、防ぐことができない。
 シワひとつ寄ったということは、きのうなかったものができたということで、それは発展の姿や。さらに発展すると死んでしまうということや。死もまた発展ということやね。
 われわれに与えられておる個人の感情から見ると肉親が離れるとか、友人と離れるとかいうことは悲しいことかもしれん。しかし人間の感情じゃなく、ものの本当の論理からいくと、生あるものは死し、死は生成発展になっている。だから、ここで生成発展の一段階がすんだというわけや。めでたいことなんや、早く言えば。
 これは万物流転の原則であって、進化の道程というわけや。

 上述は松下幸之助の言葉です。どう思われますか。一言、お考えをお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

さすが松下さんですね。
科学者的な分析と解釈です。
地球は一つの生命体、いや万物ですから地球だけでなく宇宙全てかもしれませんね。
そう思えば死ということも受け入れられるようになる、ということもあると思います。
そして余談になりますが、それをすんなり受け入れられない、達観できない、悲しみを捨てられない人を救うのが阿弥陀様というわけです。
南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

 ありがとうございます。なかなか松下幸之助さんのような境地にはなれませんが、またご教示願います。

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