hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

人の言い方がいちいち気になる

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

こんばんは。いつもお世話になっております。

私は、人の言い方がいちいち気になってしまうタイプです。
余計な一言や嫌味な一言を言われるとモヤモヤして考え込んでしまいますし、キツい言い方をされるとすぐ凹んでしまいます。
そのような人と話す時は自然と「キツイことを言われたくない」という気持ちになり、会話がギスギスしてしまいます。
思ったように話すことができませんし、疲れます。

一度友人にこのことを相談してみたら、その友人は全然人の言葉尻が気にならないらしく、驚かれました。
私が気にしすぎで、私自身ももしかしたら誰かを傷つけているかもしれない。
そうは思うのですが、なかなか気持ちの切り替えがうまくいきません。そのためあまり人と話すのも得意ではなく…。

どのように考えたら上手くいくようになるでしょうか?
助言をいただけますと嬉しいです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

基準を決めない生き方を

拝読させていただきました。

発する言葉に敏感なんですね。
1年前、5年前などのこととかも脳裏に焼き付いているでしょうか?
時間が自然と解決してくれていることは多いと思います。

その時、その時に相手の言葉が敏感になることは皆多少なりとも持っているものです。
しかし、違うのは「普通」「基準」というものの違いです。

・私だったらこう言うのに。
・なんでこんな言い方をするのか。

なんてことがあると思います。
これは あきさん が持っている普通という基準が、相手の言動が異なるように感じたり、違和感を覚えさせてしまっているのです。

人は十人十色であり、皆色々なものです。考え方、普通の在り方にはどれもそれぞれの普通があり、それぞれの基準を持っているものです。
言動で傷が付いてしまうことは、こうであってほしいという欲求心が あきさん を苦しめている原因でもあるとも感じます。

今もっている普通や基準というものをゆっくりと外していくように自身に向けていくことが、相手の発言等を楽観的に受け止め、気にならない方向へと進んでいくことと思います。

合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。
基準を外していくこと…確かにそうですね。私自身、こうでなければいけないという思い込みにいつも縛られてしまっているような気がします。
まだまだ時間はかかりそうですが、意識を少しずつ変えられるように頑張っていきたいです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ