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禅の心

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有り難し有り難し 20

以前、代々ご家族の血縁でお寺をされている長男のお坊さんとお付き合いさせて頂いておりました。
私は、小さい頃からずっと日本の文化が
好きです。行動や意味、全てに想いが詰まっていると思うからです。禅もそうだと思います。宗派や教えは違いますが、修行する意味、教えの意味、そこにある想いは一緒だと思うのです。
彼は継ぐ決心が出来ず、実家のお寺を離れて大学生をしている時に出会いました。彼のお父様にお会いした時、すごく違和感を覚えました。言葉では表しにくいのですが、冷たい…ドライな感覚です。彼もお坊さんになる決心をして、修行に行くまでの期間、その違和感に似たものが私の中でどんどん大きくなっていきました。偏見の言葉や、権力には敵わないなどの発言も多くなっていきました。お父様そっくりでした。
お別れした後、周りの方からは「私達には分からない世界だからそれは仕方ない」「私達には分からない重圧があるのだろう」と。

それが私には納得がいきません。生きていくだけで辛い事、苦しい事が沢山あります。それはお坊さん一般人関係なく平等にあるものだと思います。

お寺の世界とは、一般の世界とは違うものなのですか?今まで自分が信じてきたものが分からなくなる時があります。

2019年6月27日 16:49

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

世襲制の弊害の一つ

やねさま

禅の修行システム、組織は、良い意味においては、厳しく統制がとれており、無駄が排され、合理的、構造的に整った面があると言えます。

しかし、悪い面としては、排他的、独善的となるところがあります。

違和感は、後者の方をお感じになられたからではないだろうかと存じます・・

また、組織・システムにあがなえない、どうにもできない理不尽さへの憤りも相俟って・・

どうあがいてももう決められた道しかなく、嫌でもその道を歩くしかない、という鬱屈、卑屈さも・・

しかし、それはもちろん一般社会でも言えることではあります。

ただ、選択肢が世間一般と比べれば限られて狭く、追い込まれ、逃げ場がないということが言える面もあるかとは思います。

とにかく、上記のことから、本来の僧侶のあり方からかけ離れた人格ができあがってしまうことがあるのも否定できません。

世襲制の弊害の一つでもあります。

もちろん、仕方なしでの仏縁となったとしても、確かなるその仏縁のお導きにより、志、菩提心を持って仏道を歩んで頂けることを願う次第でございます。

まあ、その元彼氏さんのことは、可哀想なところがあるなーと少し哀れんで、どうか善いお導きにより、善い僧侶となってくれますようにと祈ってあげて頂けましたら有り難くに存じます。

川口英俊 合掌

2019年6月27日 20:38
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質問者からのお礼

胸が苦しくなりました。
彼が生まれながらの運命を前向きに捉えて、素敵なお坊さんになってくれたらと思います。ありがとうございました。

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