仕事と父の死について
いつもお世話になっております。
突然ですが、先月の20日に医療過誤で父が他界しました。
それから1週間仕事をお休みを頂いて、今月から復帰しました。
新人という事もあり、仕事も覚えられていない中で1週間のブランクは大きく、失敗ばかりで先輩に呆れられてしまいました。
父の死に目にも立ち会えなかった事、生前父に恩返しの1つも出来なかった事、それら全てを見たくないと逃げるように仕事に行きましたが、仕事は失敗ばかり。家に帰れば父の姿はなく、現実が襲ってきて、帰って来るなり泣きながらシャワーを浴びて寝るという日々を過ごしてます。
会社の先輩には、もう少しお休み頂いても良かったんじゃない?と温かいお言葉を頂きましたが、社会人なのにいつまでも悲しみに暮れて仕事が出来ません。なんて言い訳が通用する訳もなく、殆ど気力で仕事をしてました。
けど気力でなんとかなるほど仕事は甘くなく、失敗ばかりして先輩には迷惑ばかり掛けてしまってます。
失敗すると自己嫌悪で半日は引きずるタイプで、泣き虫なのに泣いたら先輩に迷惑だと涙を堪えて、家に帰れば現実を受け入れられず泣いて。
会社の先輩方はいい人達ばかりで、父の死の事には触れず、仕事だけをきちんと向き合ってくれます。
それなのに私は、仕事は身が入ってない、覚えは悪い、失敗すると自己嫌悪オーラを放つ、キツく言うと泣く……
こんな自分が心底嫌で仕方ないです。
まだ四十九も新盆もあるのに、こんな
調子で母を支えられるのか不安です。
母は自分の心配だけしてればいいから!と言われましたが、頼りない姉のせいで私がしっかりしないといけないので、仕事中もこれからの事を考えて不安になってしまいます。
こんな負のループで何事も上手く行きません。
どうかこれからの事ご教示いただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悲しみは尽きないでしょうが
拝読させて頂きました。
お父様がお亡くなりになりこころの中であなたは深い悲しみの中にあるでしょうし、亡くなられていくことにもなかなか受けとめることもできないでしょうし、死を受け入れることは本当に難しいと思います。また様々後悔のお気持ちでこころは余計辛くなっていらっしゃることでしょう。そのような中でお仕事なさることも大変しんどいと思います。お勤め始めてまだ間も無いでしょうから気持ちはどうしても揺れ動いてしまうでしょうからなかなか集中できないのではないでしょうか。あなたのお気持ちをこころよりお察し申し上げます。
お父様が速やかに仏様に救われて仏様のもとに導かれこころから安らかになりますようにと切に仏様にお願いさせて頂き真心込めてご供養させて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お父様は必ず仏様に導かれて一切の苦しみからも救われてこころから安心なさって下さいます。
あなたのその悲しみや後悔のお気持ちはなかなか尽きることはないでしょう、どうかお父様を思い真心込めてお父様にお向き合いなさりご供養なさって下さいね。そしてあなたのそのお気持ちを素直にお父様に手を合わせてお伝えなさって下さい、悲しいこと辛いこと苦しいことをお父様に聞いて頂いて下さい。
お父様はあなたのお気持ちを受けとめて下さいますよ、あなたのお気持ちに寄り添い慰めて励まして下さいます。
お父様はご先祖様方と一緒にこころ穏やかにあなたや皆さんをいつもいつも見守っていて下さいます。あなたや皆さんが悲しむ時には寄り添い慰めて下さり、あなたや皆さんが楽しく仲良く幸せに生きているのを喜んで下さいます。
あなたとお父様とのご縁はこれからもずっと続いていくのですからね。
お仕事も大変でしょうから無理しないようになさって下さいね。休み休みしながら少しずつ慣れていくようになさって下さいね。あわてることはありません。どうかこころを穏やかにじっくりとお向き合いなさり少しずつ覚えていきましょう。
あなたがこれからもお父様やご先祖様方に優しく見守られながら少しずつ仕事も慣れていかれ、こころ穏やかに充実した毎日を皆さんと一緒にお過ごし頂きますようにと切にお父様やご先祖様方にお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
お返事が遅くなってしまい大変申し訳ありません。温かいお言葉を本当にありがとうございました。
お言葉を何回も読み返させて頂きました。父の死を受け入れまいと、心に蓋をしたまま四十九と新盆を迎えようとしていました。
悔やんでも悔みきれず、泣いてばかりでしたが、お浄土で見守ってくれていると信じ今日も無事に終わる事が出来ました。
まだ現実が受け入れられず、不安で泣いてばかりいますが、これから私が歩んでいく道は父が切り開いてくれたものだと信じ、頑張って生きようと思います。